ボクシングのWBA世界スーパーバンタム級王者・下田昭文(26)=帝拳=が、6月に米カリフォルニアで初防衛戦を行う可能性が高くなった。帝拳ジムの本田明彦会長が7日、明かしたもので、同級1位リコ・ラモス(23)=米国=との指名試合となる見込み。日本人の世界王者が米国本土で初防衛戦を行えば史上初となる。
下田はイケイケだ。「今まで日本人がやったことのないことをやりたい。怖い部分はあるけど、乗り越えていきたい」と米国進出プランを歓迎した。ラモスは19戦全勝(10KO)の強敵。下田は「背が小さいけどうまい印象がある。防衛戦では百パーセントの力を出せるようにやっていきたい」と打倒を誓った。
また、同じジム所属のWBC世界同級王者・西岡利晃も10月に米国で防衛戦を計画していることが分かった。4月8日、両国国技館でのV6戦をクリアすれば、ゴーサインが出る。
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