ノアのGHCヘビー級王者・杉浦貴(40)の10度目防衛戦が21日・福岡大会でトレバー・マードックを挑戦者に行われることが7日、都内で発表された。挑戦者はノアの練習生からWWE世界タッグ王者にまで成り上がった男。04年10月10日の川越大会以来の一騎打ちに、杉浦は「勝って次は日本人の大物とやりたい」と早くもその先をにらんだ。
「V10」といえば新日本の“ミスターIWGP”永田裕志だが、王者は自身のV9を巨人軍に例えた他ジャンル路線に沿って「世界の中野さんに並べば鉄人・小橋建太のV13が見えてくる」と、77年‐86年に世界自転車選手権プロスプリント種目で10連覇した中野浩一を意識した。さっそく、事務所前で“ママチャリ”に飛び乗ると、至宝ベルトを肩に冷たい雨の中を全速力で走り去った。
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