ホーム > 芸能・社会 > 芸能・社会最新紙面記事

尾野真千子30歳目前朝ドラヒロイン!

 東京に先立って行われた地元・関西での会見では感極まり涙、涙。ハンカチを借りて涙をぬぐう=NHK大阪放送局
【拡大写真はコチラ】
 東京に先立って行われた地元・関西での会見では感極まり涙、涙。ハンカチを借りて涙をぬぐう=NHK大阪放送局

 女優の尾野真千子(29)が、9月26日にスタートするNHKの連続テレビ小説「カーネーション」のヒロインを務めることになり7日、東京・渋谷の同局で会見した。「ヒロインになったら有名になれるし、親孝行できる」と10代のころに3度オーディションを受けて落選。30歳を目前にした“4度目の正直”となる合格に「新人のつもりで頑張る」と涙で熱演を誓っていた。

  ◇  ◇

 吉報が届いたのはひな祭りの3日にスーパーで買い物をしていた時。「事務所の人から『真千子!やったよ!』と連絡が来て。その場で大泣きしました」とヒロイン決定時の話を振り返ると、「泣くつもりはなかったんですけど…」と大粒の涙。「朝ドラのヒロインは、この世界に入ってからずっと夢だった。18歳で奈良から東京に出てきて、『(朝ドラの)ヒロインになれば売れて親孝行ができる』と思って、オーディションを何回も受けてきました」と涙で明かした。

 中学3年の時、映画監督の河瀬直美氏の目に留まり女優に。18歳で上京後は01年の「ほんまもん」まで、朝ドラのオーディションを3度受けた。いずれも不合格。一度は諦めたが、今回のヒロインの応募対象年齢が(通常より上がり)30歳までであることを知り、最後のチャンス、と10年ぶりに応募した。

 「きっとダメだろう」「もうないな!」と4度目の落選を覚悟していただけに喜びはひとしお。両親はヒロイン決定を報告した際、一緒に泣いてくれたという。

 最近では06年の「芋たこなんきん」で藤山直美が48歳(当時)で主演したのに次ぐ、“年長”ヒロイン。女優としてのキャリアも長く、華々しい経歴を持つが「新人だと思い、ここからスタートだと思ってます」と初々しく誓った。

 大阪・岸和田に生まれ育ち、日本のファッションデザイナーの草分けとして活躍し、3人の娘を世界的なデザイナーに育てた故小篠綾子(コシノアヤコ)さんをモデルにした一代記。5月に撮影を開始する。

(2011年3月8日)

ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook

オススメ芸能社会写真ニュース

オススメ芸能社会ニュース






Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp