NHK朝の連続テレビ小説「ふたりっ子」などで知られる女優の菊池麻衣子(36)が昨年12月、3年半前に結婚した6歳年上の一般人男性と離婚していたことが7日、分かった。8日発売の女性週刊誌「週刊女性」が報じており、菊池の所属事務所もスポーツ報知の取材に離婚を認めた。また同誌では、元夫が投資詐欺をはたらき、現在告訴されているとも報じている。
清純派女優として着実に活動を続けていた菊池が、ひそかに約3年半の結婚生活にピリオドを打っていた。
所属事務所によると、昨年12月に離婚届を提出。2008年3月に誕生した長女の親権は菊池が持ち、慰謝料こそ発生しなかったものの、今年の初めから養育費が支払われているという。また、09年夏から、すでに別居状態が続いていたともしている。菊池は07年7月に、交際半年余りで結婚。相手に関しては一般人ということで、6歳年上の会社経営者としか明かしていなかった。
離婚の原因は「プライベートなことなので答えられない」(所属事務所)としたが、「週刊女性」では、元夫が投資詐欺で訴えられていることも報じている。同誌によると元夫は、ある男性に架空の投資話を持ちかけ、資金を集めたものの配当を払わなかった。被害額は3000万円にも上るとしている。これに対し所属事務所は「(訴えられていることは)全く知らなかった。投資詐欺が、離婚の原因ということはありません」と、困惑した様子で話した。
最近になって、所属事務所に元夫に被害を受けたと思われる人間から「配当金が、なかなか払われないので困っている」という連絡があったため、事務所スタッフが菊池に確認すると、「そんな話は聞いたことも見たこともない」と答えた。そのため、連絡があった相手には「離婚をしており、現在は他人であるため、お答えできません」と、対応したという。
現在は、都内のマンションに長女と2人で住んでいるという菊池。8日にも、自身の公式ブログで離婚を含めた今回の件についてコメントをする予定となっている。
◆菊池 麻衣子(きくち・まいこ)1974年7月19日、東京都生まれ。36歳。慶大商学部卒。モデルを経て、91年に映画「薄れゆく記憶の中で」のヒロインでデビュー。96年、NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」で、岩崎ひろみとともに双子のヒロインを務めて人気に。血液型O。
[2011/3/8-06:00 スポーツ報知]