そらのさん騒動を見ていて、私も彼女の謝り方おかしいと思うし、なんとなくどういうふうに謝るべきかは考えられるのだけれど、誰かから具体的に教えてもらったことがあるわけではなく、しっかりとした理論を持っているわけではありませんでした。
そこで調べてみたら「社会人初心者の為」に、謝罪について説明しているページがあったので
私もこのページで勉強しつつ、他の皆さんにシェアしたいと思います。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090424/193024/
先輩たちは、話を聞いてやり、相談にのってやり、励ましたり、アドバイスしたり、ためになる、ありがたい話でやる気をふるいたたせたり。そのうち新人は気を取り直し、「がんばります」と決意表明をする……、
って、ちょっと待ったー!!!
どうして、ミスして人に迷惑をかけたほうが、自分の不安を聞いてもらい、励ましてもらい、元気にしてもらい、と「もらいパワー」をしてるんだ?
今回はこの「先輩たち」が「被害者」であるためより深刻ですね。より一層対応には気を付けなくてはいけない状況だと思います。
では具体的にどういう事をやってはいけないか。どういう事をしないように気をつけなければいけないか。
「自虐おわび」は、自分が悪い、自分はダメだ、といいながら、その実、相手に「そうではない」と打ち消してほしい、「いやあなたはできるから」と認めてほしい、わかってほしい、許してほしいと、無自覚に人からパワーをもらおうとするから始末が悪い。
社会人からみると無自覚である分「自虐お詫び」は自己保身よりもタチが悪いようです。
私もこの謝り方には心当たりがあり、読んでいてとても恥ずかしくなりました。
ソラノートが謝罪記事の中で3月28日から再出発するという旨を書かれている点に非難が目立っていました。
「どこまでも内向き」という視点で持つとなるほどそれは問題ですね。
おとなのおわび3要素「反省」「謝罪」「償い」のうち、「反省」とは、罪を悪かったと認めることだ。
心から悪かったという気持ちがないと、
「謝罪」=もうしわけありませんと言葉にはっきり出してあやまったって、相手には通じない。
だが、おわびで言うところの「反省」とは、内向して、自分を裁くことではない。
相手を追体験することだ。
おわびのシーンでは、自分の話をとうとうと聞いてもらうな!まず相手の話を聞け!
相手の中にたまった怒りの感情やストレス、言いたいことを全部吐き出していただく、
これだけでも、相手はずいぶん感情が静まり、ラクになる。
傾聴しながら、相手を追体験する。
そらのさんにかんして言えば、「謝罪」の前段階である「反省」に問題があるのではないでしょうか?
反省の時点でつまづいてしまうと、いくら頑張って謝罪をしようとしてもうまくいかないようです。
実際には「相手を主役にする」「自分から見た自分ではなく外からみた自分を理解する」は難しいですよね。
私については、今までだと相手によっては自然と出来ている時もあるし、全く出来ない時もありました。
自分に誤りがあると認め、謝罪をすると決めたなら、意識をしっかり切り替える。
私はこの「意識を切り替える」為の技術や仕組みを考えたいと思います。
「自分はそんなことは言っていない」と否定すればするほど、相手はケゲンな表情になり、
関係はわるくなり、しぶしぶ相手に「わかった」とは言わせたものの、
どうも、すっきり霧が晴れない。以降、相手との仲もギクシャクしてしまった。
これにも私自身心当たりがあります。
なんとか「こちらの事情」を説明しようとしてあがけばあがくほどダメな方向に行ってしまう。
そらのさんも今同じ状態なのではないかと思いますが、私もこれについてはどうしていいか今までわかりませんでした。
そこでどうすればよいのか、記事ではこう書いています。
ポイントは、「相手にとっての最大の最大の関心事」をいちはやく発見することだ。
言ったか、言わないか?」は自分にとっては大問題だ。だから最初の例のように、「言っていない」を連呼するようになる。しかし、「言ったか、言わないか?」というのは、表面的な問題で、相手を傷つけたり、煩わせている、最大の問題は、一段深いところにある。
すごいです。
この内容は自分にとって単なる知識としてだけではなく、漠然と感じていた壁を取り払ってくれたような気がしました。
今まで私は誤解されたときはしばらく罵詈雑言に耐えながらモクモクと行動で示すしかないと思っていたのです。
それが、ちゃんと考えればやり方はあるのだと知ることができ、とても勇気づけられた思いです。
ただ、やり方を間違えるとよりまずい状況になりそうな気もします。
実際、今回そらのさんはご自身の価値観を表明し、それをなんとか理解してもらおうとされているように見えます。
ただ、相手の方の価値観を全く考慮されておらず、共通点を模索しよういう感じではありません。
また、時々表明されている価値観に対し、実際の行動がそうなっておらず、このギャップからその価値観を語る言葉自体から信頼性が失われている気がします。
その結果、誤解を修正するどころか、ますます話が伝わらなくなっているような気がします。
今回の件を見て思うのは
「大事なのは自分の価値観ではなく、その価値観が相手と共有できるものであるか」「上辺だけの価値観の表明だけではかえって逆効果である」ということです。
私は「普段から価値観にそった行動を取ることなどを心がけ、できるかぎり等身大の自分を表明できるようにする」ように気をつけていきたいと思います。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090529/196175/
「あなたは私の領域にはいってこないでよね。私もあなたに思っていることは見せないから」
とばかり、相手の話を取り込むこともできず、自分の思いや考えを出すこともできず、
ただ「限定数終了」と状況説明をくりかえすのみ、機械と話しているような印象だ。
そらのさんのやりとりを見ていて最も強い印象はこの「機械と話しているようだ」というものでした。
ちょっと不自然な感じがしたのですが、どうしてこうなってしまうのでしょうか。
「自分の応対になにかまずいことがあったらどうしよう」
「お客さんからなにか聞かれて知らないことがあったらどうしよう」
「お客さんがものすごく怒って収拾がつかなくなったらどうしよう」
記事から考えると、そらのさんも、状況を怖がって心が縮こまっているのではないかと思います。
私はこういう矢面に立たされたことがないので想像するしかありませんが、
それに対して今まで学んできたような対応の仕方がわからないとか、
相手が怒っていて(もちろん怒っていて当然ですが)迫ってきたらやはり縮こまってしまいそうな気がします。
私は漠然とこういう時上司が出てきて助けてくれるというイメージを持っていたのですが
実際にはそらのさんのように一人で対応しなければいけないものなのでしょうか。
私の話はおいておき、心が縮こまるとどういう対応になってしまうのか。
最後まで話を聞かないと、とくに、相手が、逆説の接続詞、「しかし」などで話しているとき、
話の腰を折ってしまう。
ああこれすごくよくわかる。
なんとかしないとと思うあまり、相手を置き去りにして思いついたことをやることで頭がいっぱいになってしまう。
そして、一方的に対応して、それを事後報告するような形になってしまう。
その対応があっていればまだしも、間違ってしまうと火に油を注いでしまう。嫌になるほどなんども経験があります。
こういうパニックになりかけたとき、一番気を付けなくてはいけないことは何なのでしょうか。
(相手は)正しい処理を求めているのでなく、ましてや会社の決まりがどうなっているかの説明を受けたいわけでもない。「自分がわかってほしいことを、わかってほしい文脈でもって、わかってほしい」と、まず思っている。
当事者でなければこんなことは言われなくてもわかってるはずなのに、実際に対応する段になると
こんなアタリマエのことが分からなくなってしまう。これは私にもあります。
そらのさん見事にこのドツボにハマっているような気がしますが、まずこの文章を思い出してほしいです。
私自身、混乱して考えられない時でもこの原則を忘れないようにメモを取っておくようにするつもりです。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090731/201431/
ゴールを聞かれたら、終了後の次の展開を、今日やることを聞かれたら、明日やることを、
企画のことを説明するときには、実行の具体的な動きを、
「謝罪する、ユーザーへのあさのニュース終了の告知もする。DDMニュースの引き継ぎもする
全部いっぺんにやらなければいけないのが広報担当の辛いところだな」
といわんばかりで、どれが一番大事なのかがはっきりしていない点は問題だったと思います。
性質の違うことを一度にやろうとしたことで、かえって一歩も物事が進んでいないような気がします。
ひとつずつ、着実に問題を解決していくことが大事なのではないでしょうか。
また、スケジュールは日付が大事なのではなく、イベントごとに捉えたほうがよいような。
無理やり3月28日や来週月曜に合わせてちゃんとできていないものを出すよりは
まずはこれをやります。次にこれをやります。と順番に取り組まれるべきではないでしょうか?
私自身、話がこんがらがったときはムリに全部を解決しようとせず、
一つずつ、目の前の問題を黙々と片付けていくことでうまく言った経験があります。
以上、社会人経験が全くない一学生が偉そうに社会人の謝罪について語ってしまいました。
実際これが正しいかどうかもわかりませんが、何らか参考になれば幸いです。
そらのさんを若い若いという人が多いですが、学生である私から見ればそらのさんは社会人の先輩なんです。
私は後輩としてそらのさんの件を見守っています。
結果的に、めがねの汚れた尻の分まで全部ソラノートが拭くはめになってて笑うわ あれを勝ち戦だと勘違いして尻馬に乗ったそらのがアホとはいえ
そらのはもうどうしようもないレベルだからそれでいいけど、 世の中には 構造的に反省が見えない(政治家の謝罪など) 心から反省していたとしても同じ過ちをしない保障はなく、...
早い解決を望むなら(望んでいるかどうか知らないけど)被害者側が何を求めているか具体的に説明して加害者側がそれに対応する。 これしかないと思うんだけど今の流れは全然そうな...
http://anond.hatelabo.jp/20110307135746 2点だけつっこんどく。 ・記事タイトルに@ksoranoって付けるのやめたほうがいい。twitterとかで記事タイトルが言及されるごとに@ksoranoアカウントにリプライ...
http://anond.hatelabo.jp/20110307135746 2点だけつっこんどく。 ・記事タイトルに@ksoranoって付けるのやめたほうがいい。twitterで記事タイトルが言及されるごとに@ksoranoアカウントにリプライが飛...
http://anond.hatelabo.jp/20110307135746 (チッ)反省してま~す。