「禁句」といっても、人それぞれいろいろあると思います。先日、既婚者、独身含む女友達5人で集まったときに、「男性に言ってはいけない言葉」の話になりました。結果、そこにいた女性全員の意見が一致したのが、「小さい」という一言。「夫に言っちゃって機嫌を損ねた」「つい男友達に言っちゃって気まずい空気になった」など、「小さい」にまつわる失敗談が出てくる出てくる!
「小さい」といっても、いろんな意味合いがありますよね。下ネタ、人間的な器、容姿などなど……。いずれにせよ、あまり良い意味では使いません。
Iさん(27才・OL)は、同期の男性が仕事の愚痴をもらしたとき、「そんな小さいこと、いちいち気にしてちゃダメだよ」と励ましたつもりが、急に彼がムスッとして機嫌が悪くなりビックリ。わけがわからないIさんが、男友達にその話をすると、
「“小さい”は余計だよ。慰めのつもりかもしれないけど、“小さいことを気にしてる奴で悪かったな!”って思ってしまう」(28才・自動車メーカー)
「ブサイクとかサムイとか表面的なことを言われるのは平気だけど、“小さい”っていうのは、人間としての器のことでしょ? 感情を表に出すか否かは別にして、オレでもムッとするかも」(30才・研究職)
「いろんな意味で、男は“小さい”って言葉に敏感だよ。これからは気をつけたほうがいいよ」(27才・薬剤師)
といった意見がバンバン出てきたそうです。
私たち女性は、とくに深い意味はなく使ってしまう「小さい」という単語、それをいちいち気にするほうが「小さい」と思うのですが……。(この発言もきっと、男性の怒りをかってしまうんでしょうね)気をつけた方が良さそうです。
では逆に、「大きい」という単語は喜ぶのでしょうか? これも男性陣に質問してみると、「“器が大きい”、“頼り甲斐がある”、“人間的に成熟している”という意味合いにとれる」という理由で、YESという回答がほとんど。男って単純……でも、そこが可愛くもあるんですけどね。
ということで、みなさん、男性に「小さい」は極力避け、持ち上げるときは、「大きい」を用いてみましょう!
※編集部注:記事中の「 」内の台詞については、あくまでもライターが周囲でヒアリングした個人的な意見です。
(著:斉田直世)