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知人刺殺:容疑の44歳男を逮捕 和歌山

 6日午前0時35分ごろ、「男性が倒れている」と、和歌山市田尻の民家から119番があった。和歌山県警和歌山東署員が駆けつけると、同市和歌浦東2の建設作業員、岡田好司さん(46)が腹から血を流して倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。住人で遊戯具販売業、坂本清容疑者(44)が「包丁を振り回したら岡田さんが倒れていた」と供述、同署は殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、容疑を殺人に切り替えて調べている。

 容疑は6日未明、自宅で台所にあった出刃包丁(刃体16.5センチ)で、岡田さんの腹部などを刺したとされる。

 同署によると、坂本容疑者は5日午後9時半ごろ、同市の居酒屋に無職女性(25)と来店、居合わせた知人の岡田さんと3人で飲酒。閉店後に坂本容疑者宅で再び酒を飲んでいた。殺意については否認している。【岡村崇、岸本桂司】

毎日新聞 2011年3月7日 10時30分(最終更新 3月7日 11時22分)

 

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