BIOSPHERE 20年後を目指した地域戦略を考える
ビル・トッテンさんは精力的な執筆活動で知られる評論家ですが、IT関係の会社「アシスト」(社員800名)の社長さんでもあります。著書でもお書きになっているように、最近は自ら農作業にいそしみ、社員にも薦めておられるとか。
経済学博士でIT企業の社長さんがなぜ農作業を?―――
その理由を知りたくて、私たち学生4人が取材に行ってきました。本社は東京なのですが、ご自宅は京都の北、賀茂川沿いの静かな住宅街です。周りは大きくて立派なお家ばかり。最初に案内されたのはご自宅の庭でしたが、まずここで僕たちはちょっとしたカルチャーショックに見舞われました。
100坪ほどの広い庭はすべて畑。なす、オクラ、ねぎ、ゴボウといったたくさんの野菜の他にブドウ、キウイ、ゴーヤ・・・。ところどころにタンクが置いてあり、これは雨水をためて畑や作業に使っているとの話。庭へ行く通路には大きな缶がいくつも並べてあって、中はすべて馬糞、牛糞、鶏糞などの有機肥料。驚いたのはトイレです。トッテンさんのトイレはいわゆるポータブルトイレ。人糞も肥料に使うためです。馬糞は、自宅から4km離れた厩舎から自分でリヤカーに積んで運んでくるとのこと。社員800人の会社の社長さんが馬糞をリヤカーに積んで運ぶ!?
大きな社長さんのご自宅と聞いて、僕らはなんとなく全自動の豪邸をイメージしていましたが、完全に外れてしまいました。車には乗らず畑仕事、人糞や馬糞、雨水タンクなど、僕らの生活よりもむしろ前近代的というか、まるで江戸時代の農民のような・・・・。
日本に帰化されたアメリカ人が、どうしてこのような暮らしをしていらっしゃるのか。その内容はとても刺激的で興味深く、2時間にわたるロング・インタビューとなりました。
Bill Totten | ビル・トッテン
株式会社アシスト代表取締役・評論家。2006年8月、日本国籍を取得。カリフォルニア州に生まれる。経済学博士。1969年に来日。1972年、パッケージソフトウェア販売会社「アシスト」を設立。日米問題についての著書を精力的に執筆。テレビや講演でも活躍。
ビル・トッテン コラム「Our World」
滋賀県出身。畑や田んぼがある田舎に住んでいます。地元の小中学校を出て、京都の洛南高校に入学。卒業後、同志社大学経済学部に入学。現在、就職氷河期と言われる中、就職活動に奮闘中!!また、学生の立場から就職活動におけるニーズを察知して、自分自身の就職活動を進めながら就職支援活動も実施。
趣味:スポーツ全般(特に今はゴルフに!)、映画鑑賞(洋画中心、邦画は感動系を好む)
通信制の高校で高卒資格を取得。
大学を受験し、京都産業大学経営学部に合格。
現在はゼミでベンチャービジネスを学び、新しいビジネスプランを思案中。
福岡出身。
祖父母が農業をやっていたこと、小さい頃から実家の家庭菜園の野菜を食べてきたことにより、農への親しみが深い。
スノーボードが趣味でサークルの代表を務める。
現在は京都や地域の活性化プロジェクトや、学生の自己成長を目的とするプログラムを立ち上げ、尽力している。
趣味はアウトドアです!今夏は念願の富士山を登り、御来光をみてきました。自然学校のリーダーで小学生の指導をしてきました。4日間小学生と自然に関わり、与えられたものは山のようにあります。ついでにインフルエンザももらってきてしまいました(^^;
これだけでなく自分でテントを張ってキャンプをしたり、本格的なバーベキューもします。
アウトドアのみならず、全てのモノに興味を抱きます。