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　３２年の歴史に終止符を打つＴＢＳ・ＭＢＳ系スペシャルドラマ「３年Ｂ組金八先生・ファイナル〜『最後の贈る言葉』４時間ＳＰ」（２７日、後７・００）に歌手・近藤真彦（４６）、ＫＡＴ‐ＴＵＮ・亀梨和也（２５）、女優・伊藤つかさ（４４）ら歴代の卒業生１５１人が大集結することが６日、分かった。昨年７月に参議院議員となり、女優引退を表明した三原じゅん子氏（４６）も出馬を相談した「金八先生のため」と特別に出演した。名作を彩った豪華メンバーが、俳優・武田鉄矢（６１）演じる坂本金八の最後を見送る。

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　今や大ベテランのマッチが“生徒”の顔に戻った。「‐ファイナル」は、定年を前にした金八が、最後の教え子で札付きの不良・景浦裕也（Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰ・岡本圭人）の更生に奮闘する。卒業生は金八と景浦を助けるためにさまざまな場面で登場する。

　近藤は７９年の第１シリーズで星野清役を演じ、田原俊彦（５０）、野村義男（４６）との“たのきんトリオ”で人気爆発。“卒業後”もスペシャルで「体育教師を目指したが、スポーツ学に目覚め、大学に講師として残った」という設定が描かれた。今回は９８年以来１３年ぶりの出演で、景浦に助言する重要な役となる。

　２月に荒川土手での収録に参加した近藤は、金八の現場では「先生と生徒の会話に自然となる」と照れ笑い。「終わってしまうのはホント残念。今回、久しぶりに金八先生と現場で会えてすごくよかった」と“故郷”との別れを惜しんだ。

　中学生の妊娠がテーマの「十五歳の母」で社会現象になった女優・杉田かおる（４６）と俳優・鶴見辰吾（４６）は、桜中学の保護者会に登場。金八を責め立てる保護者に対し、杉田が「“十五歳の母”は私です。その時、金八先生は私を見捨てないで守ってくれた。金八先生を信じませんか」と熱く訴える。また、金八が「腐ったミカンの方程式」で不良・加藤優を演じた俳優・直江喜一（４８）に景浦のことを相談に行く場面、女優・川上麻衣子（４５）と伊藤つかさ（４４）が入院した金八を見舞うシーンなど盛りだくさんだ。

　ラストシーンは、スケジュールの都合で撮影に参加できなかった近藤と亀梨以外の１４９人が集結。すべての生徒が感無量の面持ちで金八の卒業式を開き、大好きな熱血先生を送り出す。