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【プロ野球】俊介 サヨナラ打でアピール2011年3月7日 紙面から
阪神の俊介がここぞの一打で“センター1次試験”を突破した。倉敷で行われた横浜とのオープン戦で、9回裏に相手守護神の山口からサヨナラ打。今季、レギュラー中堅手を白紙に戻した真弓監督に対し、強烈なアピールに成功した。 開幕センター争いの先頭を走るのは、やはり俊介だった。2点を追う最終回、相手の守備の乱れと代打・関本の適時打で2死から同点とし、なおも一、二塁のチャンス。打順は1番に戻り、俊介が、山口の直球を強くはじき返すサヨナラ中越え二塁打を放った。「いい形で振れたのが良かった。結果を出さないとダメなので」。危機感の中にも安堵(あんど)の色をにじませて、俊介が言った。 真弓監督は今季、昨季新人ながら124試合に出場した俊介からレギュラーの座を剥奪。坂を内野からコンバートし、浅井、柴田らと4人による競争を展開させた。俊介の課題は打力。今季はテークバックをしっかり取る打撃フォームの改造に着手し、オープン戦6試合で19打数7安打と結果を出し続けている。「ああいうところで打ってくれるといいね」と指揮官に勝負強さを印象づけることに成功した。 「レギュラーの手応え? まだまだです。とにかく毎日しっかり結果が出るように、しっかり自分のスイングをしないと」と俊介。油断なく、一歩一歩不動の地位を確立する。 (宮崎厚志) PR情報
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