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【芸能・社会】

アニソンの新しい魅力発信 歌手クレモンティーヌ

2011年3月7日 08時11分

 「日本では買い物が楽しみ。お掃除ロボットを見に行きたい」と話すクレモンティーヌ=東京都内

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 「天才バカボン」「サザエさん」など、おなじみのアニメソング(アニソン)を大胆にボサノバ風にアレンジしたアルバムが話題のフランスの歌手クレモンティーヌ。第2弾の「続アニメンティーヌ」(9日発売)でも、くつろぎを与える歌声で原曲の新しい魅力を発信している。

 前作のヒットには本人もびっくりで、「一休さん」が人気というタイなどアジア諸国からのオファーが急増。ただアレンジが斬新過ぎたのか、「タイの人は最後まで『一休さん』だと分からなかったみたい」と笑う。

 アジア各地での反応を見て「日本のアニソンの力の強さに気付きました」。歌ってみて分かったのは、子どもでも覚えられるメロディーの高い完成度。「『およげ!たいやきくん』や『アンパンマンのマーチ』のように、独自の世界観が素晴らしく、物語性も強い」と分析する。

 今回の新作も「宇宙戦艦ヤマト」「となりのトトロ」の主題歌など名曲ぞろいだが、レコーディングで苦労したのは歌詞だそうで、「『新世紀エヴァンゲリオン』は言葉がすごく多かったの」とユーモアを交えて語る。

 こだわりは「アニソンを大人に聞いてほしい」とジャズっぽさを入れることで、自分らしくなくなるなら「歌手を辞める」という覚悟でスタイルを貫いた。

 アニソンの新ジャンルを切り開いたクレモンティーヌ。「リラックスしたい時に、自分たちが親しんできた歌の良さを実感して、懐かしく聞いてもらいたいです」

(共同)
 

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