「暴走モードで」女児殺害 検察が被告の調書朗読千葉県東金市で2008年9月、保育園児の成田幸満ちゃん=当時(5)=が殺害、遺棄された事件で、殺人罪などに問われた無職勝木諒被告(23)の初公判は17日、千葉地裁(栃木力裁判長)で続き、証拠採用された勝木被告の供述調書を検察官が読み上げた。 調書の中で勝木被告は殺害について、アニメの登場人物が話した言葉になぞらえ「暴走モードでやってしまいました」と表現。幸満ちゃんの衣服や靴をレジ袋に入れて自宅から外に投げ捨てたことを認め「僕の家に女の子がいた痕跡をなくすため」などと説明した。事件への思いを問われ「ごめんなさい」と謝罪もした。 検察側は、遺体の遺棄現場近くで事件当日の昼ごろ「全裸の子を抱きかかえた男を見た」との目撃者の調書も朗読。 【共同通信】
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