事件「感情制御できなかった」 5歳女児殺害公判で被告2011.1.12 23:21

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「感情制御できなかった」 5歳女児殺害公判で被告

2011.1.12 23:21

 千葉県東金市で平成20年、成田幸満ちゃん=当時(5)=が殺害、遺棄された事件の第3回公判が12日、千葉地裁(栃木力裁判長)で開かれ、殺人罪などに問われた無職勝木諒被告(23)は殺害の理由について「感情が制御できなかった」と述べた。

 被害者参加制度で出廷した遺族側の弁護士の質問に答えた勝木被告は「(幸満ちゃんに)『ばか』と3回言われ、会社で(しかられた時)の情景がフラッシュバックして暴走モードになった」と説明。「なぜ謝罪の気持ちを早く伝えなかったのか」と問われ、うつむく場面も。弁護側証人として勝木被告の母親も出廷し「本当に申し訳ない」と謝罪。「世間がどう言おうと半信半疑でした」と述べ、息子の犯行を信じられなかった心境を明かした。

 検察側は母親が昨年11月に初めて遺族に謝罪の手紙を出したと明らかにした。

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