平川市唐竹の武田公幸さんの園地で、2月27日から3月1日にかけて、「アムさん」メロンの定植作業が行われました。定植は昨年より1週間余り早く、武田さんはハウス3棟(10a)で約1000本の苗をひとつひとつ丁寧に植え付けていました。

今年はハウスの加温に使うボイラーをこれまでの灯油式から自ら考案したという薪を使用する方式に変えたそうです。これにより大幅な経費削減が見込めるということで、武田さんは「ペレット材を使うことも考えたが、それでは火力が弱すぎる。薪をくべる労力は大変ですが、この方式が最も良いという結論に至りました」とその加温効果を実感している様子でした。
なお、「アムさん」メロンは順調にいけば5月下旬から6月上旬に収穫予定です。
最後には「日照時間が多かったので苗の生育もまずまず良い。気を抜くことなく作業を進め、今年も美味しいメロンを消費者へ届けたい」と意欲的に話していました。