Google Chromeの拡張にコンテキストメニューAPIを使えるようになったので試す

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これまでGoogle Chromeの拡張と言うと、大きく分けて以下の3種類があったように思います。
  1. インストール時ツールバーまたはアドレスバーに常時表示するアイコンが生成され、ユーザがボタンをクリックすることで動作するもの
  2. インストール時にアイコンを生成しないが、拡張動作可能時にアドレスバー等にアイコンを表示。ユーザがボタンをクリックすることで動作するもの
  3. インストール時にアイコンを生成しない。必要の際、自動で動作しユーザのアクションは不要のもの
1.はユーザが必要に応じて適宜アクション開始出来る一方ツールバー上に場所を取ります。最近のChromeはツールバー長を自在に変更出来るようになったけれど、場所を取るという意味では変わりません。2.や3.は場所を取らないし、正常に動作していればとってもクレバーな感じがするけれど、もしかすると必要な時に動作要件を満たさないと判断されて表示されない恐れがあります。 で、今回これらに加えてChrome6 Betaからコンテキストメニューから動作させるように出来るAPIが追加されました。(元ネタ:Chrome Extensions Can Add New Items to the Context Menu)このAPIを使えば、Webページ内の特定の画像やテキスト、範囲などでオブジェクトを指定してのアクションなども出来ます。Firefox等他のWebブラウザを使っていると、なんか今更?という気もしますが、これでまた便利な拡張が増えていきそうです。 既に具体的に3つのChrome用拡張が実装されているので大まかなところを紹介します(今回、インストール手順は割愛)。 以下、筆者テスト環境はChrome6.0.495.0 devによるものです。

QR Code Generator拡張

この拡張はWebページで任意の文字列を選択した場合や、URL文字列を選択した際に右クリックしてコンテキストメニューからQRコードを生成する拡張です。QR Code Generator – Google Chrome 拡張機能ギャラリーからインストール出来ます。 実際に亀吉さんのところの複数のGmailアカウント内のメール・連絡先を超高速で検索してくれる拡張機能「CloudMagic」*二十歳街道まっしぐらという記事を例に使ってみましょう。
  1. このように任意のテキストを選択します。
    文字列選択

    文字列選択

  2. 右クリックしてコンテキストメニューを表示させると「Generate QR code(QRコードの生成)」とありますのでこれをクリックします。
    QRコードの生成

    QRコードの生成

  3. 別タブが開き生成されたQRコードが表示されます。
    QRコード

    QRコード

  4. デコードすると先の選択した文字列を表示させることが出来ます。例えばこれがURLをエンコードしたなら、そのサイトへ移動させることも出来るようです。

Imgur Uploader拡張

今度はテキストではなく画像を任意に選択して、それをimgur: the simple image sharerという画像共有サイトにアップロードする拡張です。Imgur Uploader – Google Chrome 拡張機能ギャラリーからインストール出来ます。
imgur

imgur

自分はこのサービスに登録していないのでこの先を確かめていませんが、その場で見たままシェアするとか、何かTumblrみたいでポンポン出来そうですね。(taberareloo拡張にこのコンテキストメニューも追加されるといいかなあ…とか思いました。)

TweetRight

Twitterで任意の選択した画像、テキスト、URLをつぶやけるという拡張です。TweetRight – Google Chrome 拡張機能ギャラリーからインストール出来ます。 例えば、昨日の記事さっくりと簡単にアニメーションGIFファイルを動くアスキーアートに変換するツール-ASCII Animator | 適宜覚書-Fragmentsの動くスキーアート画像を投稿してみましょう。
対象の画像

対象の画像

この画像上にマウスカーソルを合わせ右クリックすると、コンテキストメニューに「TweetRight」があり。これをクリックすると更に下位のサブメニューが表示されます。
TweetRightとサブメニュー

TweetRightとサブメニュー

画像を投稿したい場合「Post Image to Twitter」を選択します。すると下図のように画像のURLをつぶやく画面に遷移します。
つぶやき画面に遷移

つぶやき画面に遷移

TwitPICとか外部サービス連携までやっちゃうのかなあと期待しましたが、それはちょっと期待し過ぎでした><。でも、可能性は感じさせますよね。

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