きょう3月3日は「耳の日」。
日本テレビ系列では、地上デジタル放送の字幕放送を使って、テレビを楽しんでいただく「耳の日キャンペーン」をお送りしました。
今日の日本テレビ系列の地上デジタル放送は、ほとんどの番組で字幕放送を実施。地デジの字幕機能を利用すると、字幕放送をご覧いただけます。そんな「耳の日」にお届けした「きょうは何の日」は「筆談ホステス・斉藤里恵さん」の物語です。
◎1984年2月3日 青森市に生まれる
1歳10ヶ月のときに高熱を出して入院。「髄膜炎」と診断される。
一命は取り留めたが、後遺症のため聴力を失ってしまう。
◎中学生~高校生時代
思春期を迎え、生活は荒れていった。喫煙・飲酒・万引きなどを繰り返すようになる。
どんどん両親と疎遠になっていく里恵は、生活費を自分で稼ぐため洋服店でアルバイトを始める。
◎青森ホステス時代
経済的な自立のため水商売の世界へ。うまく話すことができない里恵が編み出したのが「筆談」での接客。客に対する絶妙な言葉の選択で一躍有名に。
【筆談ホステス語録】
・「辛い」は「幸せ」になる途中
・「少し」「止まる」と書いて「歩く」確実に進んでいますよ など
◎銀座ホステス時代
ホステスをはじめて数年経ったころ、東京で働くことを決意。里恵の筆談が噂で広まり、わずか2年で銀座を代表するホステスとなった。
◎2009年5月 書籍「筆談ホステス」出版
「筆談ホステス」をはじめとする書籍。累計で40万部を超える大ヒット。
◎2010年1月 TBSにてドラマ放送
作品は大ヒットし、DVD化された。
◎2010年6月 長女・栄万(えま)ちゃん出産
◎現在の里恵さん
現在も子供を預けながら、クラブで働いている。里恵さんの夢は「健常者と障害者が一緒に働ける場所を作ること」