きょうは何の日

2011/03/03

3月3日は「耳の日」...〝筆談ホステス〟斉藤里恵さん

きょう3月3日は「耳の日」。
日本テレビ系列では、地上デジタル放送の字幕放送を使って、テレビを楽しんでいただく「耳の日キャンペーン」をお送りしました。

今日の日本テレビ系列の地上デジタル放送は、ほとんどの番組で字幕放送を実施。地デジの字幕機能を利用すると、字幕放送をご覧いただけます。そんな「耳の日」にお届けした「きょうは何の日」は「筆談ホステス・斉藤里恵さん」の物語です。

◎1984年2月3日 青森市に生まれる
 1歳10ヶ月のときに高熱を出して入院。「髄膜炎」と診断される。
 一命は取り留めたが、後遺症のため聴力を失ってしまう。

◎中学生~高校生時代
 思春期を迎え、生活は荒れていった。喫煙・飲酒・万引きなどを繰り返すようになる。
 どんどん両親と疎遠になっていく里恵は、生活費を自分で稼ぐため洋服店でアルバイトを始める。

◎青森ホステス時代
 経済的な自立のため水商売の世界へ。うまく話すことができない里恵が編み出したのが「筆談」での接客。客に対する絶妙な言葉の選択で一躍有名に。

 【筆談ホステス語録】
  ・「辛い」は「幸せ」になる途中
  ・「少し」「止まる」と書いて「歩く」確実に進んでいますよ など

◎銀座ホステス時代
 ホステスをはじめて数年経ったころ、東京で働くことを決意。里恵の筆談が噂で広まり、わずか2年で銀座を代表するホステスとなった。

◎2009年5月 書籍「筆談ホステス」出版
 「筆談ホステス」をはじめとする書籍。累計で40万部を超える大ヒット。

◎2010年1月 TBSにてドラマ放送
 作品は大ヒットし、DVD化された。

◎2010年6月 長女・栄万(えま)ちゃん出産

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◎現在の里恵さん
 現在も子供を預けながら、クラブで働いている。里恵さんの夢は「健常者と障害者が一緒に働ける場所を作ること」

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