明月院「早く解決を」新弟子検査
日本相撲協会は5日、東京・両国国技館で新弟子検査を行い、年間で最も入門希望者が多い春場所前のこの時期としては、過去最少の36人が受検した。八百長問題で初土俵の予定だった春場所が中止となり、昨年の学生横綱で日体大4年の明月院秀政(22=九重)は「早く解決してほしい。ショックだけど気にしていない。1日も早く関取に上がるだけ」と力を込めた。
十両千代白鵬が関与を認めるなど、部屋は八百長問題の渦中にある。その影響からか「大学で稽古している。入門の実感はない」と、まだ大学の寮での生活を続け、部屋には住み込んでいないという。前日4日に初めて部屋に泊まり、着物を着たのもこの日が初めて。それでも「ご飯はおいしかった。佐ノ山親方(元大関千代大海)には朝の“練習”で会いましたが、いい人でした」と、稽古という言葉も言い慣れていない初々しい様子で話した。受検者全員が体格基準をパスし、内臓検査の結果を受けて、合格者が14日に発表される。
[2011年3月6日8時31分 紙面から]
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