小見川道大が米国修行へ

　吉田秀彦主催の柔道教室「ＶＩＶＡ　ＪＵＤＯ」が５日、千葉県市川市の吉田道場で開かれ、プロ格闘家の小見川道大（３５）が参加。２月５日のＵＦＣラスベガス大会でチャド・メンデス（米国）に判定負けしたが、そのリベンジを期して米国修行する意向を明かした。

　試合から１カ月。何度も映像を見直して達した結論が、オクタゴン（八角形金網リング）対策だ。

　「リングとオクタゴンの違いが分かっていなかった。リングは４つ角があって追い込めるけど、オクタゴンは角がないから、回り込まれてしまう。日本でフルサイズのオクタゴンがあるジムがなかなかない。次の試合までに２週間ぐらいアメリカのジムで練習して、感覚をつかんでおきたい」

　メンデスはフェザー級のタイトル挑戦に大きく前進したが、小見川は一歩後退。しかし、気持ちはなえていない。

　「前回は自分の色が出せていなかった。次は、勝ちたい」。次戦は５月か６月だ。　（竹下陽二）