ちゃ〜すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

We Love コミュニケーション

2010年12月21日 18時39分55秒 | その他
土曜日参加した会議で、聴覚障害の方に出会った。署名をあつめていたので協力した。そのときに紹介されたパンフレットを入手した。内容は以下のようなもの。

聴覚障害者制度改革推進中央本部編「We Love コミュニケーション−情報・コミュニケーションは生きる権利」(2010年8月)

はじめに
第1部 聞こえない、聞こえにくい人たちとコミュニケーション
 1.聞こえない、聞こえにくい人たちのくらし
 2.手話と手話通訳
 3.文字情報と要約筆記
 4.盲ろう者と盲ろう者向け通訳・介助
第2部 障害者権利条約とコミュニケーション
 1.障害者権利条約
 2.障害と社会の理解・環境
 3.コミュニケーションは権利
第3部 生きる権利を守る法の整備を
 1.制度改革に聴覚障害者の意見反映を
 2.法律の整備と必要な対応事項

障害者権利条約の批准とそのための国内法の整備について
必要な法整備として「情報・コミュニケーション法(仮称)」を提起している。

第3部2の内容
(1)手話を「言語」として定義することをはじめ、障害者基本法や障害者差別禁止法において「言語」、「コミュニケーション」、「情報」についての定義、権利規定を明記し、聴覚障害者の基本的人権として、社会のあらゆる場面で情報、聴覚障害者の基本的人権として、社会のjあらゆる場面で情報とコミュニケーションを保障する法整備をおこなってください。
(2)法整備に当たっては、障害者の情報・コミュニケーション施策の基本となる「情報・コミュニケーション法(仮称)」を創設してください。
(3)障害者自立支援法に代わる新しい「総合福祉法(仮称)」の制定において、障害の程度によらず、すべての聴覚障害者が必要とする福祉サービス、相談支援、当事者支援事業をコミュニケーションのバリアなく受けられる環境を整備してください
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共同教育発祥の学校 (小さな聾学校)
2010-12-21 21:19:02
 京都北部の小さな聾学校である京都府立聾学校舞鶴分校の存続及び発展についての要望書が、京都府知事や府教委教育長に対して出されています。
 両丹聴覚障害者協会と京都聴覚障害協会が連名で出した存続などの要望書の概要です。

 今、全国的に聾学校の統廃合のうごきが起こっています。
 舞鶴分校は、京都北部の聴覚障害児者の精神的文化的な唯一つのよりどころです。
 戦後まもない頃は、京都北部では、今のように手話通訳者もおらず、ファックスもなく、ろうあ者の運転免許取得も認められない困難な時期に、ろうあ者自らが立ち上がり、京都府立聾学校舞鶴分校の設立陳情の取り組みをしました。
 それは、京都北部の聴覚障害児がお金の面などで京都市内の聾学校に入学できずに未就学である聴覚障害者が多数いて辛く哀しい思いをしてきたこと。
 ごく少数の聴覚障害者が京都市内の聾学校に入学していましたが、戦時中の寄宿舎の閉鎖・聾学校の閉鎖で教育が受けられなかったこと。 など辛く哀しく、悲惨な思い出と生活があったからです。
 聴覚障害者の血のにじむ運動と府民のご理解を得て昭和27年に京都府立聾学校舞鶴分校開校されました。
 その時の言うに言えない喜びは、私たち両丹聴覚障害者協会に伝承されています。また、多くの卒業生は、当協会の役員を担う等、地域の聴覚障害者福祉の啓発の担い手となっています。
 しかし、なによりも大切なことは、聴覚障害者としての自我の確立、障害を認識して、周囲に対して生きて行く勇気を育てることではないでしょうか。
 同じ障害を持ったもの同士の存在と保障、聴覚障害に対する高い専門性を有する指導者(教師)の配置と育成には専門校としての聾学校の存続が不可欠です。私たちの命と生きることに関わる重大問題です。
 そのため聾学校の分校統廃合は、私たちの否定にもつながる重大な問題です。
 どんなことがあって舞鶴分校を統廃合しないようにしてください。

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