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脂注入肉を「霜降りステーキ」 チェーン店に措置命令

2011年3月6日9時31分

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 牛脂を注入して「霜降り」、加工肉なのに「ステーキ」――。消費者に誤解を与える表示をしていたとして、全国で「アメリカンステーキ ミスター・バーク」などを38店舗展開する「バークジャパン」(岡山市、遠藤剛一社長)が4日、消費者庁から再発防止を求める措置命令を受けた。

 問題とされたのは、オーストラリア産サーロインに牛脂を注入した「霜降りサーロインステーキ」と、食用のりで横隔膜の肉(ハラミ)を貼り合わせた「健康ステーキ」。2005年ごろから、店内のメニューやウェブサイトで表示していたという。

 消費者庁によると、「霜降り」の表示は「サシ」(脂肪)入りと誤解されるので、「牛脂注入」との説明が必要。「健康ステーキ」は牛の1枚肉と誤解されるため、「加工肉」の表示を加える必要があるという。

 同社は今後メニューを改め、再発防止策をとるという。遠藤社長は「消費者庁の指導を受け、きちんと対応したい」と話した。

 同社は岡山県内に16店舗あるほか、広島、兵庫、埼玉、山口、鳥取、島根などで展開している。(保田達哉)

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