2006年11月20日 (月)

.Mac でコンテントネゴシエーションのサポートを

今日 .Mac に「.Mac でコンテントネゴシエーションのサポートを」というタイトルでフィードバックを送った。以下、その内容を掲載しておく。賛同してくださる方はその内容を参考にフィードバックを送ってもらえたらなと思う。

担当者様

.Mac の機能に要望があるのでフィードバックします。

現状

現在 .Mac のユーザ用の web サーバ homepage.mac.com ではコンテントネゴシエーションがサポートされていません。このためユーザが HTTP 応答メッセージヘッダにおいてコンテンツの言語(Content-Language)や文字セット(Content-Type の charset 値)を制御する方法が存在しません。また、リソースに対して異なる variant を割り当て、閲覧者の好みに合わせてそれを自動選択できません。

要望

homepage.mac.com その他の .Mac のユーザ用 web サーバで、コンテントネゴシエーションをサポートしてほしい。

求める状態

コンテントネゴシエーションがサポートされた場合の具体例を挙げます。

iDisk 上に次のファイルを置いたとします。

  1. /Volumes/myname/Sites/docs/index.ja.sjis.html
  2. /Volumes/myname/Sites/docs/index.en.html
  3. /Volumes/myname/Sites/docs/index.es.html
  4. /Volumes/myname/Sites/docs/index.zh.big5.html

それぞれ次のような variant となります。

  1. Content-Type: text/html;charset=Shift_JIS
    Content-Language: ja
    Shift_JIS で書かれた日本語の HTML 文書
  2. Content-Type: text/html
    Content-Language: en
    デフォルトの文字コード(ISO-8859-1)で書かれた英語の HTML 文書
  3. Content-Type: text/html
    Content-Language: es
    デフォルトの文字コード(ISO-8859-1)で書かれたスペイン語の HTML 文書
  4. Content-Type: text/html;charset=Big5
    Content-Language: zh
    Big5で書かれた中国語の HTML 文書

これらはそれぞれ

  1. http://homepage.mac.com/myname/docs/index.ja.sjis.html
  2. http://homepage.mac.com/myname/docs/index.en.html
  3. http://homepage.mac.com/myname/docs/index.es.html
  4. http://homepage.mac.com/myname/docs/index.zh.big5.html

と明示的にアクセスできますが、

  • http://homepage.mac.com/myname/docs/index

という単一の URL でアクセスするとユーザが使用しているブラウザが優先する言語と文字コードに合わせて 1 から 4 のいずれかのファイルが選択されます。

効果

  • 世界に広がる .Mac ユーザが多言語サイトを容易に構築できるようになる。
  • ブラウザや RSS リーダなどのユーザエージェントで文字化けを起こしにくい。
  • HTTP 応答メッセージヘッダで文字コードを明示することが推奨されるリソース(RSS や XHTML)にユーザが HTTP 応答メッセージヘッダで文字コードを明示することができる。

技術的な資料

「Apache Content Negotiation」
<http://httpd.apache.org/docs/1.3/content-negotiation.html>

ここはコンテントネゴシエーションの実例になっています。ブラウザの設定で優先する言語を変えてアクセスしてみてください。


Posted: 17:58    | Comment | Trackback


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