福島・南相馬市の18歳女子高生が2月から行方不明 知人の24歳男性、事情聴取後に自殺
福島県の女子高校生が、2月から行方がわからなくなっている。その事情を知っている可能性がある男性が、警察の事情聴取の直後に自殺していたことがわかった。警察は、関連を調べるとともに、情報提供を呼びかけている。
行方不明になっている福島・南相馬市に住む県立高校3年生・清水 沙也香さん(18)。
沙也香さんを知る人は「優しい人ですよ」、「明るい感じの子。はっちゃけてるみたいな感じの子」などと話した。
沙也香さんは2月19日、家族に「友達と会ってくる」と伝えたきり、消息を絶った。
その後、警察は、沙也香さんを乗せてドライブをしていた24歳の男性に事情聴取を行った。
男性は「別れ話をしたあと、車から降ろした」などと話していた。
そして聴取後の23日夜、事態は思わぬ展開を見せた。
市内の海岸で発見されたのは、炎上している男性の車。
近所の人は「ドカーンっていう音がしたのね」、「車が燃えてたんです」などと話した。
さらに、その2日後の25日、自宅付近で自殺した男性が発見された。
24歳男性を知る人は、「優しい子ですよ。家族思いですし。なんていうの、気持ちが素直だから」と話した。
男性の不可解な死と、沙也香さんの失跡。
警察は、関連を調べるとともに、沙也香さんの行方を捜索、情報提供を呼びかけている。
沙也香さんは身長およそ160cm、灰色のスエットにカーキ色のフードつきジャンパー姿だったという。
情報提供は「南相馬署生活安全課 0244-22-2191」まで。
(03/05 02:20 福島テレビ)