日テレCSR
社会貢献
情報バリアフリー
日テレは2001年8月、ニュース番組としては我が国で初めて、全編リアルタイム字幕放送(愛称:リアルキャップ)をスタートさせました。
現在、昼の「ストレイトニュース」、夕方の「ニュース・リアルタイム」で実施しています。キャスター、アナウンサー、リポーターはもちろん、記者会見、イ ンタビューなどの音声を瞬時に字幕に変換して画面に映し出すシステムで、聴覚障害をお持ちの方々に高く評価されています。 政府が提唱する「情報バリアフリー」推進への貢献です。
このほか、日テレは数多くの番組で字幕放送を行ない情報伝達の機会均等をめざしています。
- 字幕放送スケジュール http://www.ntv.co.jp/jimaku/
文化遺産
今から四半世紀前にヴァチカンのシスティナ礼拝堂を訪れた方は、うす黒くすすけた「最後の審判」や天井画を目にされたはずです。それが今や豊かな色彩に彩られたミケランジェロの力強い筆致に圧倒されます。
日テレはヴァチカン市国からの要請でこの礼拝堂修復事業に取り組みました。1981年から94年にわたるあしかけ14年の長期プロジェクト、500年の時を超えて巨匠の芸術がよみがえりました。
このほか、パリ・ルーブル美術館の「モナリザ」「ミロのヴィーナス」の展示施設改修事業、南仏・ニース郊外に完成したロスチャイルド美術館の日本庭園修復事業など世界的文化遺産の保存、保護に貢献しています。
24時間テレビ「愛は地球を救う」
日本テレビの誕生25周年を記念して1978年に産声をあげた「24時間テレビ」。視聴者の皆様から寄せられる募金と、番組の趣旨に賛同される企業、そ して国内最大のネットワークを誇る日本テレビ系列各社の協力を得て、「福祉」、「環境」、「災害援助」の3本の柱を中心に活動を行っています。
- 24時間テレビ「愛は地球を救う」 http://www.ntv.co.jp/24h/index.html
公益財団法人 日本テレビ系列愛の小鳩事業団
眼の不自由な方へは副音声でドラマの情景描写を説明、聴覚に障害をお持ちの方には手話通訳や字幕放送で画面上に文字表示、と最近のテレビ放送は情報格差 解消への対応を積極的に推進していますが、そのような状況が未だ生まれていなかった昭和49年(1974年)に当事業団は設立されました。読売テレビ、札幌テレビ、中京テレビ、福岡放送の系列4社と日本テレビが基金を拠出しています。以来36年、視聴覚障害のためにテレビを十分に楽しんで頂 けない方々のお役に立ちたいという趣旨のもと、障害の早期発見早期治療や機能回復のお手伝い、社会の人々の理解促進のための協力活動を行って参りました。現在行なっている主な事業は以下の通りです。
手話スクール開講
手話の普及発展を願い、毎週土曜日、千代田区麹町で約100人の受講生が手話を学んでいます。
ニュースの手話放送
毎週日曜日のNNN朝のニュースに手話通訳をつけ全国にお届けしています。
点字カレンダー配布
世界でも珍しい12枚の写真付点字カレンダーを毎年、全国の視覚障害をもつ方々のご要望にお応えしてお届けしています。
2010年の写真テーマは「日本の灯台」です。 日本各地の灯台と海の風景で構成しました。
又、海外でも同様のコンセプトで独自の点字カレンダーが創作されることを期待して、初めて英文点字を取り入れた英語版も作成、米国議会図書館(ワシントン)をはじめ欧米の関連諸団体に参考資料として贈呈しました。