リトルワールド(1)

名鉄が「愛知万博が終了したら閉鎖するかも」と言っているリトルワールドに行ってきた。

犬山駅からリトルワールド行きバスは、途中の停車はなく、直行便だった。9時半の開場と同時に入場したら、すいていた。

敷地内は、世界各国の民家が多数、移築されていた。

全てについてレポートすると膨大な量になるので、一部のみ記述する。

【石垣島の家】

いい匂いがしていると思ったら、館内で、沖縄の球状ドーナツを5個300円で売っていた。ばら売りしてくれ〜と交渉したが、駄目とのこと。ケチ。仕方ないので、ハイチュウのパイン味(沖縄限定)を買った。

高倉。

先日、箱根の廃ホテルでこれが崩壊したものを見たが、崩壊すると、何だかわからなくなっちゃいますね〜(哀)。

【台湾農家】

家の前に池があり、鳥が飼われていた。他の客「アヒルだ〜」。じゃなくて、ガチョウでしょ!

塀のレンガは見事なイギリス積み。

家の壁に「福」「春」という文字が逆さに貼られていた。これが何か知りたくて近くの売店に入ったら、印鑑を勧められたが買う気はなし。でも、しっかり質問の答えはもらってきた。逆さ→倒(トウ)→到(トウ)→到来→春が来る、福が来る、という意味らしい。

台湾ラーメンと台湾割包の店があったが、まだあいていなかった。

【ペルーの十字架】

キリストの顔が中央につき、最上部にINRIと書かれた十字架。

脇に説明看板があった。

1.ラテン語で、「ユダヤの王、ナザレのイエス」という意味。

2.聖霊としてのハト。くわえている三角形は、三位一体(父と子と聖霊としての神)を表す。

3.イエスの顔。

4.イエスの心臓。

5.聖体と聖杯。最後の晩餐のパンと葡萄酒。

6.サイコロ。ローマ兵が聖衣を奪い合い、サイコロで決めた。

7.はりつけに使ったはしご。

説明が非常に丁寧である。心臓をモチーフに選ぶ等、日本人の感覚と異なる点が興味深かった。

【アラスカ・トリンギット族の家】

中央の長い棒は煙突ではなくて、トーテムポール。

ちなみに、この家は、「クジラ氏族のカラス族」の所有物だったものである。

トーテムポール拡大。

いろいろな動物の絵が描かれている。最上部は模式化されたカラスだった。

外壁には「クジラ」の絵が描かれていたが、言われないとこれがクジラだとは気がつかないだろう。

彼らの絵画様式は独特である。

屋内も動物の絵と造形だらけだった。

←柱の物件は、トーテムであるカラス。

館内は、博物館になっていた。

プグウィス神の絵。説明板によると、足がタコで、尾がペニス、手にはウニを持っているのだそうだ。

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