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　人気アイドルグループ・ＡＫＢ４８が５日、さいたまスーパーアリーナで２０枚目のシングル「桜の木になろう」の発売記念握手会イベントに登場し、「桜の木‐」が実売１００万枚を突破したことを報告した。集まったファンはツアー、イベントを含めＡＫＢ最多の２万２５００人が集結。大島優子（２２）が「ミリオン達成しましたー！！」と絶叫した。ＡＫＢ４８のミリオン達成は昨年１０月に発売された１８枚目のシングル「Ｂｅｇｉｎｎｅｒ」に続き２作目となった。

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　イベント冒頭からＡＫＢファンのボルテージは最高潮に達した。

　ヒット曲「会いたかった」「ポニーテールとシュシュ」を続けざまに熱唱した後、マイクを手にした大島が「（桜の木になろうが）ミリオン達成しましたー！！」と絶叫。エースの前田敦子（１９）は「知らなかった〜。すごくうれしいです！！」と興奮。埋め尽くした２万２５００人の観客は地鳴りのような歓声で祝福した。

　先月１６日の発売から驚異のペースでの大台突破となった。初のミリオンとなった前々作の「Ｂｅｇｉｎｎｅｒ」（１０月２７日発売）を超えるスピード突破。今作は初動売り上げが歴代６位の９４・２万枚と、当初からミリオン達成は確実と見られていたが、改めてＡＫＢ人気を裏付ける結果となった。

　さいたまスーパーアリーナでの握手会イベントを２日連続で同会場で行うのはグループ初。昨年１０月１１日に東京競馬場で行われた１７枚目シングル「ヘビーローテーション」発売記念握手会での２万１０００人を上回る最大規模の動員となった。

　この日は４月６日に発売される初のオリジナルアルバムのタイトルが「ここにいたこと」に決定したことも明らかにされた。ジャケット写真は写真家の蜷川実花（３８）が手がけ、メンバーをサーカス団に見立てた。大島は「きれい」と感激し、メンバーは全員、終始笑顔が絶えなかった。