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【サッカー】

ザック監督 若手台頭を熱望

2011年3月5日 紙面から

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(57)が4日、Jリーグの若手選手の台頭を熱望した。2011年シーズンの開幕を前に、FW宇佐美(G大阪)や小野(横浜M)ら期待の若手プレーヤーに向け「出場機会を勝ち取り経験を積んでほしい」とメッセージを送った。

 ザック監督の大願は初々しい「新鮮力」の登場にほかならない。Jリーグの特徴として、選手の技術力とともに「素晴らしい若い選手がたくさんいる」と指摘。A代表への登用を念頭に、成長への期待感を訴えかけた。

 「(若手には)伸びしろがある。成長していく時間がある。試合に出ているからといって満足せず、上を目指してほしい。向上心を持ってほしい。毎試合が成長のチャンスだと思ってほしい」

 カルチョの国で培われたイタリア人指揮官の持論は、「若い選手にはチャンスを与えてあげなければならない」という。公式戦こそが、最良の成長の場。勝敗の責任、公式戦の重圧が何よりも進化のエッセンス。「Jという舞台で経験を積んで、さらに成長、台頭してきてほしい」という言葉は、A代表への突き上げ、増強にも直結。欧州組のエネルギー注入も可能だ。

 「(欧州組が)代表チームに戻ってきた時に国内の若手に外でやっている経験を伝えてもらって、還元してくれればいい」ブラジルへの道程から導けば、若手の台頭は必要条件。ザック監督は、心から待っている。 (松岡祐司)

 

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