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V6・森田、7月NYの芸術招へい

 V6の森田剛(32)が7月に米・ニューヨークで行われる舞台芸術の祭典「リンカーンセンター・フェスティバル」に招へいされたことが5日、明らかになった。主演舞台「金閣寺」での好演が認められ、7月21日から24日まで、ブロードウェーにある「ローズシアター」で4公演を行う。「リンカーン‐」はアメリカのみならず世界でも権威ある祭典。森田は俳優として、アメリカから世界へ進出する第一歩となる可能性もあり、「気持ちを込めて演じたい」と意気込んだ。

  ◇  ◇

 森田剛が役者として海外に初進出する。晴れの舞台はニューヨークで行われる舞台芸術の祭典「リンカーンセンター・フェスティバル」という大舞台だ。

 森田主演の舞台「金閣寺」は三島由紀夫原作。1950年に起きた金閣寺放火事件を題材に、主人公・溝口が金閣寺の美にとりつかれ、火を放つ心情を描いた作品。

 宮本亜門演出の同舞台は今年1月29日から、宮本が芸術監督を務める神奈川芸術劇場で初演された。現在は名古屋公演中。同フェスのプロデューサーが1月28日の公開げいこと29日の初日を見て30日に決定したといい、森田を「すばらしい役者だ」と絶賛したという。

 これまで森田はV6やComing Centuryでアジアコンサートを行ったことはあるが、俳優として海外に出るのは初。

 宮本氏は「いろいろな国から見に来る世界で一番大きなショーウインドー。進化させたものを見せたい。森田君の才能はすごい。世界で通用すると思う」と興奮気味に世界進出への意欲を語った。

 森田は「公演の途中で聞いて、きたか…とジワジワ…。周りの人を見て、大変なことなんだなって感じる」と控えめながらも、「怖いですけど、楽しみの方が大きい。自分を知らない人たちの純粋な反応を感じるのはすごくいい経験。お客さんの反応が楽しみ」と静かな闘志を燃やした。

 また、「この作品をやってから、欲が出てきました。もっといろいろ挑戦したい」と俳優業への熱い思いを語り熱演を誓っていた。ほかに高岡蒼甫、大東俊介、中越典子らが出演する。

(2011年3月6日)

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