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両「はやぶさ」 責任者が対談

3月5日 22時27分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトチームのリーダーで、宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授と、新幹線「はやぶさ」の開発責任者で、JR東日本運輸車両部の田島信一郎担当部長が5日、青森市で対談しました。

東北新幹線の新型車両「はやぶさ」に乗って到着した川口教授は、青森市で田島担当部長と対談しました。この中で川口教授は、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトが進行する途中に、新しい新幹線が同じ「はやぶさ」と名付けられたことを知り、勇気づけられたというエピソードを紹介しました。また田島担当部長は、新型車両の開発には数え切れないほどのテストを繰り返したという体験談を披露しながら、「若い人たちには物作りの心を大切にしてほしい」と訴えていました。対談の中では、津軽弁で頑固者を意味する「じょっぱり」の精神を発揮することが重要だという話も出て、集まったおよそ300人からは大きな拍手が送られていました。