北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧(24)が、ストライクフォース「チャレンジャーズ」(現地時間4月1日、米カリフォルニア州・ストックトンアリーナ)で元K‐1戦士のスコット・ライティー(32)=米国=と激突することがSFの公式サイトで3日(日本時間4日)、発表された。この試合はショータイムで全米に生中継される。
石井が世界2位の総合格闘技団体SFに参戦するのも、米本土で戦うのも、ライトヘビー級契約で戦うのも初めてという初ものづくしの一戦に、難敵が用意された。
ライティーは総合戦績こそ6勝1敗で5勝1敗1無効試合の石井とほぼ同じだが、K‐1でも5勝5敗と五分の戦績を残し、05年のワールドGPラスベガス大会では準優勝。ハリッド“ディ・ファウスト”や富平辰文を破っており、米国のキックボクサーとしてはトップクラスといえる。
総合での6勝は5KO、1ギブアップ勝ちと打撃でのものが大半だが、08年以降はカリフォルニアで総合に専念しており、石井の得意な寝技にも対応できそう。身長も187センチと石井を6センチ上回っており、過去最強の相手となりそうだ。
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