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熊本市3歳女児遺体発見事件 死体遺棄容疑で逮捕の20歳大学生「トイレの中で殺した」
熊本市で3日夜から行方がわからなくなっていた3歳の女の子が、市内の川で遺体で見つかった。警察は、女の子を殺して川に捨てたと供述した大学2年生・山口芳寛容疑者(20)を、死体遺棄の疑いで緊急逮捕した。近所に住むこの男は3年前、熊本市長との討論番組に出演していた。
2008年1月、熊本市長との討論番組に、真剣な表情で出演した1人の高校生。
この高校生は、4日に死体遺棄容疑で緊急逮捕された山口容疑者の3年前の姿。
山口容疑者は、「市長とじかに話して、こういうふうに熊本県のことをよくしようと思っている人がいることがわかったので、よかったと思います」と話していた。
山口容疑者の供述通り、熊本市内を流れる川から、女の子の遺体が発見された。
女の子の遺体が発見されたその現場で、頭から黒いジャンパーをかぶり、警察の実況見分に立ち会う山口容疑者。
山口容疑者が指さす川で、熊本市の保育園児・清水 心(ここ)ちゃん(3)は、変わり果てた遺体で発見された。
山口容疑者は「女の子を殺して、川に捨てた」と供述している。
事件は3日、ひな祭りの夜に起きた。
心ちゃんは、両親と兄と4人で、熊本市内のスーパーに買い物に訪れていた。
3日午後7時45分ごろ、心ちゃんはトイレに行くと言って、1人でトイレに向かったという。
1人でトイレに行った心ちゃんは、その後、行方不明になった。
午後8時ごろ、母親は「子どもがいなくなった」と110番通報した。
誘拐事件とみて捜査を開始した警察が、店内の防犯カメラを確認すると、心ちゃんを追うかのようにトイレに入った男が、その後、大きなリュックサックを背負ってトイレから出てくる姿がとらえられていた。
リュックサックは膨らんでいたという。
防犯カメラ映像を見たガソリンスタンドの店員は「リュックを背負っていて、黄色と、多分、わたしが見たのは緑の色のリュックだった。黒にそのリュックだったんで、結構、目立ってましたね」と話した。
警察は、防犯カメラの映像から、山口容疑者の身柄を確保した。
そして4日夕方、スーパーから600メートルほど離れた坪井川で、心ちゃんの遺体が発見された。
遺体は、川に流れ込む用水路の入り口からおよそ10メートル中に入った場所で、水のない場所のコンクリートの上に、左側を下に向けた状態で遺棄されていた。
心ちゃんは衣服を着たままの状態で、目立った外傷はないという。
スーパーの関係者は「本当は生きてですね、帰してほしかったんですけど。こういう結果になってですね、わたしも孫がおりますので、置きかえると、本当、涙が出そうなんですよ、今でも」と話した。
「遺体を捨てたのは間違いない」と供述する山口容疑者。
殺害に関しては、「スーパーの障害者トイレの中で、首を手で絞めて殺した。遺体はリュックサックに入れて背負い、自転車に乗って運んだ」と供述している。
多くの買い物客が行き来するスーパーで起きた事件に、近所の住民は「うちも同じ3歳の子がいるので、ちょっと、本当に実際、ちょっと怖いなと思いました」と話した。
3日は、保育園でひな祭りのお祝いをしたという心ちゃん。
保育園は「みんなでひな祭りの歌を歌ったりとかですね、お昼は、ひな祭りにちなんだ給食を食べたりとかですね。日ごろからとても活発で、天真らんまんな子どもさんの1人ですね。ご家族のお気持ちを考えますと、言葉はもう、ありません」と語った。
高校時代に出演した討論番組で、「やっぱり、こういうふうに熊本市長とじかに話して、こういうふうに熊本県のことをよくしようとしていると思っている人がいるとわかったので、よかったと思います」と話していた山口容疑者。
高校時代のクラスメートは山口容疑者について、「授業もちゃんと受けてて、優秀な感じ。そんなに目立つような人ではない、そういう存在」と話した。
高校卒業後、山口容疑者は、熊本学園大学の社会福祉学部に進学した。
福祉を取り巻く行政などを学んでいたが、1年の秋以降、出席状況は悪く、単位もあまり取っていなかったという。
大学は会見で、「一般の学生からすると、それほどいい成績の状況にはないと」と話した。
また、高校時代のクラスメートは「普段、真面目な感じで、こんなことするなんてびっくりですね。(小さい子に興味があったとか、そういうのを聞いたことは?)そういうのはないですね。聞いたこともないです」と語った。
山口容疑者はなぜ凶行に及んだのか、警察は、くわしい動機などについて追及する方針。
2008年1月、熊本市長との討論番組に、真剣な表情で出演した1人の高校生。
この高校生は、4日に死体遺棄容疑で緊急逮捕された山口容疑者の3年前の姿。
山口容疑者は、「市長とじかに話して、こういうふうに熊本県のことをよくしようと思っている人がいることがわかったので、よかったと思います」と話していた。
山口容疑者の供述通り、熊本市内を流れる川から、女の子の遺体が発見された。
女の子の遺体が発見されたその現場で、頭から黒いジャンパーをかぶり、警察の実況見分に立ち会う山口容疑者。
山口容疑者が指さす川で、熊本市の保育園児・清水 心(ここ)ちゃん(3)は、変わり果てた遺体で発見された。
山口容疑者は「女の子を殺して、川に捨てた」と供述している。
事件は3日、ひな祭りの夜に起きた。
心ちゃんは、両親と兄と4人で、熊本市内のスーパーに買い物に訪れていた。
3日午後7時45分ごろ、心ちゃんはトイレに行くと言って、1人でトイレに向かったという。
1人でトイレに行った心ちゃんは、その後、行方不明になった。
午後8時ごろ、母親は「子どもがいなくなった」と110番通報した。
誘拐事件とみて捜査を開始した警察が、店内の防犯カメラを確認すると、心ちゃんを追うかのようにトイレに入った男が、その後、大きなリュックサックを背負ってトイレから出てくる姿がとらえられていた。
リュックサックは膨らんでいたという。
防犯カメラ映像を見たガソリンスタンドの店員は「リュックを背負っていて、黄色と、多分、わたしが見たのは緑の色のリュックだった。黒にそのリュックだったんで、結構、目立ってましたね」と話した。
警察は、防犯カメラの映像から、山口容疑者の身柄を確保した。
そして4日夕方、スーパーから600メートルほど離れた坪井川で、心ちゃんの遺体が発見された。
遺体は、川に流れ込む用水路の入り口からおよそ10メートル中に入った場所で、水のない場所のコンクリートの上に、左側を下に向けた状態で遺棄されていた。
心ちゃんは衣服を着たままの状態で、目立った外傷はないという。
スーパーの関係者は「本当は生きてですね、帰してほしかったんですけど。こういう結果になってですね、わたしも孫がおりますので、置きかえると、本当、涙が出そうなんですよ、今でも」と話した。
「遺体を捨てたのは間違いない」と供述する山口容疑者。
殺害に関しては、「スーパーの障害者トイレの中で、首を手で絞めて殺した。遺体はリュックサックに入れて背負い、自転車に乗って運んだ」と供述している。
多くの買い物客が行き来するスーパーで起きた事件に、近所の住民は「うちも同じ3歳の子がいるので、ちょっと、本当に実際、ちょっと怖いなと思いました」と話した。
3日は、保育園でひな祭りのお祝いをしたという心ちゃん。
保育園は「みんなでひな祭りの歌を歌ったりとかですね、お昼は、ひな祭りにちなんだ給食を食べたりとかですね。日ごろからとても活発で、天真らんまんな子どもさんの1人ですね。ご家族のお気持ちを考えますと、言葉はもう、ありません」と語った。
高校時代に出演した討論番組で、「やっぱり、こういうふうに熊本市長とじかに話して、こういうふうに熊本県のことをよくしようとしていると思っている人がいるとわかったので、よかったと思います」と話していた山口容疑者。
高校時代のクラスメートは山口容疑者について、「授業もちゃんと受けてて、優秀な感じ。そんなに目立つような人ではない、そういう存在」と話した。
高校卒業後、山口容疑者は、熊本学園大学の社会福祉学部に進学した。
福祉を取り巻く行政などを学んでいたが、1年の秋以降、出席状況は悪く、単位もあまり取っていなかったという。
大学は会見で、「一般の学生からすると、それほどいい成績の状況にはないと」と話した。
また、高校時代のクラスメートは「普段、真面目な感じで、こんなことするなんてびっくりですね。(小さい子に興味があったとか、そういうのを聞いたことは?)そういうのはないですね。聞いたこともないです」と語った。
山口容疑者はなぜ凶行に及んだのか、警察は、くわしい動機などについて追及する方針。
(03/05 01:57 テレビ熊本)