政治【名言か迷言か】日の丸「格下」扱いをこれ以上放置するな!!+(2/4ページ)(2011.3.5 18:00

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【名言か迷言か】
日の丸「格下」扱いをこれ以上放置するな!!

2011.3.5 18:00 (2/4ページ)
国旗損壊罪を盛り込んだ刑法改正を目指す高市早苗衆院議員=2008年05月、東京・永田町(山田俊介撮影)

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国旗損壊罪を盛り込んだ刑法改正を目指す高市早苗衆院議員=2008年05月、東京・永田町(山田俊介撮影)

 反日デモで「日の丸」が損壊されるケースが散見される近隣諸国も同様だ。韓国には自国国旗と同様、外国国旗に対する損壊罪もあるが、自国国旗への損壊罪の方がはるかに重罰。中国に至っては3年以下の懲役や政治的権利が奪われる罰則などがあるのは自国国旗(五星紅旗)を損壊した場合のみで、外国国旗を侮辱しても罪に問われない。

 自国国旗のみ尊重する国。外国より自国を尊重する国。自国と外国を対等に尊重する国。国によって対応はまちまちだが、少なくとも外国国旗だけを尊重する国など皆無だろう。「日の丸・君が代」に大半の日本人が賛意を示す現在、自国と外国を対等に扱う法制こそ国民感情にかなうのではないか。第一、自国の国旗も尊重しないような国は、他国から信用もされなければ相手にもされないのは国際的にも常識。高市氏が指摘する「アンバランス」解消は急務といえる。

 日本の国会は戦後、多くの「宿題」を先送りしてきた歴史がある。他国が日本を侵略した際、国民を避難誘導させる有事法制も「再び戦争を起こす国になる」という平和ボケとしか思えない反対論で長年、議論すら回避した。その意味で、高市氏が「6年前から提出を目指してきた」今回の改正案は、真っ当な国際国家に脱皮できるかの試金石となるはずだった。

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国旗損壊罪を盛り込んだ刑法改正を目指す高市早苗衆院議員=2008年05月、東京・永田町(山田俊介撮影)
「三原じゅん子を励ます会~出版を記念する会~」で挨拶する自民党の石破茂政調会長(右)。左は三原じゅん子同党参院議員=昨年12月、東京・永田町の憲政記念館(三尾郁恵撮影)
広州アジア大会・陸上女子100メートル決勝で優勝し、日の丸を手に声援に応える福島千里選手=2010年11月22日、奥体スタジアム
冬季アジア大会の入村式で掲揚される日の丸と日本選手団=今年1月29日、アスタナ(共同)
1992年2月、アルベールビル冬季五輪のスキーノルディック複合団体で日本が優勝、日の丸を手にゴールへ向かう荻原健司さん=クールシュベル(共同)

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