まとめられたつぶやき

  • 【拡散希望】皆さんの「この一行目がスゴい!」を教えて下さい! 小説、エッセー、戯曲などの「これはスゴい!」と思った作品の一行目をつぶやいて下さい。ハッシュタグは「#konoiti」にしました。よろしくお願いします。
    kinoakito
    2011-01-18 23:01:54
  • 私は……うーん。「吾輩は猫である」とかは有名すぎるよねえ。 #konoiti
    kinoakito
    2011-01-18 23:03:34
  • モコモコボンボン!モコモコボンボン!/モコモコボンボン #konoiti
    ponke1943
    2011-01-18 23:07:49
  • 秋山瑞人『猫の地球儀』 「朧はもちろん猫で、牡で、おいぼれで、最後のスカイウォーカーだった」 読者を猫の世界へ引きずり込むこの引力。 (ホントは二行目だけど) #konoiti
    kerotaF
    2011-01-18 23:08:16
  • 我輩は猫である #konoiti
    kisaragi_yakumo
    2011-01-18 23:08:32
  • 「キャリーはうんこを食った」#konoiti
    fumiduki_ikku
    2011-01-18 23:09:05
  • 《サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかと言うとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。》 #konoiti
    SocratesInLove
    2011-01-18 23:09:07
  • 一行目って難易度高いな-。草枕とか好きだけど、1行目は「山道を登りながら、こう考えた」だったと思うしw #konoiti
    katsuyu_
    2011-01-18 23:09:55
  • <まさかり少年>は下の階に住んでた。 【ジョナサン・キャロル著・『月の骨』】 #konoiti 小説、エッセー、戯曲などの「これはスゴい!」と思った作品の一行目
    date_maki
    2011-01-18 23:10:09
  • 私が紹介した「この一行目がスゴい!」は『涼宮ハルヒの憂鬱』(谷川流、角川スニーカー文庫)です。あの流麗な長文は、ちょっと真似できません。 #konoiti
    SocratesInLove
    2011-01-18 23:10:25
  • 有名だけど伊坂幸太郎の「重力ピエロ」 『春が二階から落ちてきた』がぱっと浮かんだ。 #konoiti
    mi_crane
    2011-01-18 23:11:04
  • 《――この街は嫌いだ。》 『CLANNAD』第一話より。 #konoiti 物語の導入として「えっ?」と思わせる魅力がこのセリフにはありました。
    SocratesInLove
    2011-01-18 23:12:44
  • 辻斬りのように男遊びをしたいな、と思った。(桜庭一樹『少女七竈と七人の可愛そうな大人』)#konoiti
    aoi_sayama
    2011-01-18 23:13:17
  • 江戸川乱歩『二銭銅貨』#konoiti
    mknhrk
    2011-01-18 23:13:53
  • 『えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終おさえつけていた』梶井基次郎「檸檬」 #konoiti 魂と誤読する人が多かった。私もこの一行目でホラー小説かと
    WhoGoesSlowly
    2011-01-18 23:15:02
  • <さびしさは鳴る。> #konoiti 蹴りたい背中。最初の一段落目は天才的ですよね。
    sanjyo_aoi
    2011-01-18 23:15:14
  • 《朝、目が覚めると泣いていた。》 『世界の中心で、愛をさけぶ』(片山恭一、小学館) あまりにも有名なのですが、私はこの1行目で引き込まれました。 #konoiti
    SocratesInLove
    2011-01-18 23:17:28
  • 問題は、気化狼に食われてしまったことではない。 / 小林めぐみの『ねこたま』より #konoiti
    o_eight
    2011-01-18 23:18:36
  • 私の診療室で、宝石をちりばめた大きな十字架がぶらさがった金鎖を首にさげた男が、神と交わしたという会話や、宇宙の「本当の意味」や、皮相の下に隠れた深遠な真実について語っている。【ラマチャンドラン 『脳のなかの幽霊』】 #konoiti
    date_maki
    2011-01-18 23:18:44
  • 《十億年が過ぎて、わたしは東横線に乗り込んだ。》アビシニアン(作・古川日出男) 古川日出男はお薦めの作家です。その中でもアビシニアンはお気に入り。文学的な純愛。#konoiti
    chamann_tea
    2011-01-18 23:20:56
  • 朝帰りしていたら、死んでいた。 ----俺の、きんちゃん。 #konoiti 私立探偵濱マイク一話 31→1の寓話 より
    ramuagu
    2011-01-18 23:21:12
  • 「お前、生まれてこなきゃよかったな」 #konoiti
    sono_hisa086
    2011-01-18 23:22:44
  • 王道すぎるのはやっぱり「吾輩は猫である」「メロスは激怒した」とかかな。 #konoiti
    marinko1867
    2011-01-18 23:23:01
  • 《もしもし。こちらサンタクロースですが、ただいまトナカイ運転中のため電話にでられません。ご用件をどうぞ。》 NO CALL NO LIFE/壁井ユカコ #konoiti
    tosuke
    2011-01-18 23:23:19
  • よほど遠い過去のこと、秋から冬にかけての短い期間を、私は、変な家庭の一員としてすごした。そしてその間に私はひとつの恋をしたようである。 #konoiti
    okaoka_sora
    2011-01-18 23:24:32
  • 有名どころで行くと、「木曽路はすべて山の中である。」島崎藤村『夜明け前』とか、「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい速さで麓から私を追ってきた。」とか当たり前ながら洗練されてる。 #konoiti
    katsuyu_
    2011-01-18 23:24:40
  • あなたが——蜘蛛だったのですね が大好き#konoiti
    eeimmy
    2011-01-18 23:25:14
  • もう一つだけ。[ a long silence ]というト書きから始まる戯曲があります。4.48サイコシス(4.48 Phychosis)というイギリスのサラ・ケインという劇作家の遺作です。散文的な戯曲をさらに際立たせています。大好きです。#konoiti
    chamann_tea
    2011-01-18 23:25:48
  • #konoiti 重力ピエロ「春が二階から落ちてきた」伊坂ファンなら鉄板かな^^
    sasa_yoshi_
    2011-01-18 23:26:08
  • 『あの泥棒が羨しい。』二人の間にこんな言葉が交される程、其頃は窮迫してゐた。→ 江戸川乱歩 「二銭銅貨」なんかこれすごく印象深い。#konoiti
    Skeari3
    2011-01-18 23:28:14
  • 《上野の浮浪者一掃 けさ取り締り 百八十人逮捕》#konoiti 『箱男』安部公房
    WhoGoesSlowly
    2011-01-18 23:30:35
  • 「死んだほうがいい」 【マルドゥック・スクランブル1 圧縮】 #konoiti
    kurtkurt22
    2011-01-18 23:31:18
  • 目を覚ますと、隣で姉の体がベッドからだいたい十五センチくらい浮いている。 みんな元気。/舞城王太郎 #konoiti
    Len017
    2011-01-18 23:31:39
  • きょう、ママンが死んだ。 #konoiti
    Meurta
    2011-01-18 23:31:59
  • 問答無用でカフカ『変身』 #konoiti
    cari_meli
    2011-01-18 23:32:20
  • 私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う。 吉本ばなな「キッチン」 #konoiti
    hemiol
    2011-01-18 23:33:45
  • ぼくらはハリウッドでタイムマシンを燃やした。――パトリック・オリアリー『時間旅行者は緑の海に漂う』 #konoiti
    tonotomonoto
    2011-01-18 23:34:18
  • 山と山が連なっていて、どこまでも山ばかりである。 #konoiti
    ryoku28
    2011-01-18 23:34:45
  • わたしは……ある老女のことから書きはじめるつもりでゐたのだが、いざとなると老女の姿が前面に浮んで来る代りに、わたしはわたしはと、ペンの尖が堰の口ででもあるかのやうにわたしといふ溜り水が際限もなくあふれ出さうな気がするのは一応わたしが自分のことではちきれさうに…  #konoiti
    ryoku28
    2011-01-18 23:36:32
  • #konoiti 『なんたる失態だ…私は慨嘆した。釈明の余地のない失態なのである。』 神様のカルテの一行目です(*^^*)
    totto1009
    2011-01-18 23:36:34
  • とりあえずもう同評多数の予感ですが 「春が、二階から落ちてきた/伊坂幸太郎@重力ピエロ」 #konoiti
    houna_DI
    2011-01-18 23:37:05
  • 「幸福な家庭は皆同じように似ているが、不幸な家庭はそれぞれにその不幸の様を異にしているものだ。」 #konoiti
    ystt
    2011-01-18 23:37:37
  • 始めの一文って地味に思い出せないなあ。「めちゃくちゃ気持ちいいぞ、と誰かが言った。」がぱっと出てきたけどこれもうろ覚え。 #konoiti
    co_coon
    2011-01-18 23:38:13
  • すぱっと思い出せる範囲内だとクッツェー『恥辱』 #konoiti
    higegeneral
    2011-01-18 23:38:34
  • ものうさと甘さとがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しい、りっぱな名をつけようか、私は迷う。(サガン) #konoiti
    summersteelhead
    2011-01-18 23:39:36
  • 「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」と娘は言った。(『片腕』川端康成) #konoiti
    l_tzk
    2011-01-18 23:40:20
  • きょう、ママンが死んだ。(カミュ) #konoiti
    summersteelhead
    2011-01-18 23:40:24
  • 申し上げます。申し上げます。旦那さま。あの人は、酷(ひど)い。酷い。はい。厭(いや)な奴です。悪い人です。ああ。我慢ならない。生かして置けねえ。  太宰治「駆込み訴え」 #konoiti
    hemiol
    2011-01-18 23:41:04
  • ああでも伊坂なら「二人組の銀行強盗はあまり好ましくない。」ではじまるあの冒頭も超好き@陽気なギャングが世界を廻す  #konoiti
    houna_DI
    2011-01-18 23:41:41
  • ちかごろ、わたしにもようやく諸葛孔明の偉大さがわかってきた。 #konoiti
    komaback
    2011-01-18 23:41:49
  • ~心の暗闇だか何だか知らないが、心に光度(カンデラ)や照度(ルクス)があるか。明るいくらいで善し悪しが決まるのは、電灯くらいだ 『狂骨の夢』京極夏彦 #konoiti
    yamatono_eita
    2011-01-18 23:42:42
  • 司馬遷は生き恥さらした男である。 #konoiti
    hzkch
    2011-01-18 23:43:56
  • 仮にウィリアム・ウィルソンとしておこう。なにもわざわざ僕の本名を上げて、僕の前のこの美しい紙面を汚すことはないからだ #konoiti
    usinoda
    2011-01-18 23:44:47
  • ミステリ作家を海外で一人あげるとなったら、わたしはためらわない。 /北村薫 ニッポン硬貨の謎 #konoiti 
    beyobeyobeyond
    2011-01-18 23:44:50
  • 桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。何故(なぜ)って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。 梶井基次郎「桜の樹の下には」 #konoiti
    hemiol
    2011-01-18 23:45:30
  • 宮沢賢治の『やまなし』の「小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。」という一行目が大好きです。どんな作品を読んでも、ほんとこれが一番印象に残ってます。 #konoiti
    aoki97
    2011-01-18 23:45:31
  • 「きょう、ママンが死んだ。」(カミュ『異邦人』)「腹上死であった、と記載されている。」(酒見賢一「後宮小説」)もうとっくに出てるかな。 #konoiti
    baccheuo
    2011-01-18 23:46:02
  • 太宰治の人間失格で端書を少しも覚えてなく、この一行目がすごいタグで「恥の多い生涯を送ってきました」を取り上げるところだった。私の中の人間失格の一行目がなぜか「恥の多い障生涯を送って来ました。」だったからw まぁ、自戒を込めてハッシュタグをつけよう← #konoiti
    akasimasuzu
    2011-01-18 23:47:07
  • 心の底は世界の果てよりも遠い。/中国の格言 #konoiti
    o2pn
    2011-01-18 23:48:01
  • 妻を娶るために墓へ行った。/神林長平『墓から墓へ』 #konoiti
    wordcage
    2011-01-18 23:48:53
  • 山田詠美もおもしろいかな。『指の戯れ』から、「ブリキの蓋が付いた砂糖壺を濃いコーヒーの上で振ったとき、最後の一降りであまりにも沢山の砂糖が出てしまった時のはにかんだ笑顔や、(続く) #konoiti
    katsuyu_
    2011-01-18 23:49:40
  • 作者さんは分からないけど、野火という作品。「ばかやろう!!」から始まりますwwwこれ教科書に載ってたんだぜ^q^ #konoiti
    sinka_takanagi
    2011-01-18 23:49:59
  • 廻れば大門の見返り柳いと長けれど、お齒ぐろ溝に燈火うつる三階の騷ぎも手に取る如く、明けくれなしの車の行來にはかり知られぬ全盛をうらなひて、大音寺前と名は佛くさけれど、さりとは陽氣の町と住みたる人の申き、三嶋神社の角をまがりてより是れぞと見ゆる大厦もなく… #konoiti
    l_tzk
    2011-01-18 23:50:18
  • 真夏の宿場は空虚であった。ただ眼の大きな一疋の蠅だけは、薄暗い厩の隅の蜘蛛の巣にひっかかると、後肢で網を跳ねつつ暫くぶらぶらと揺れていた。と、豆のようにぼたりと落ちた。(横光利一『蠅』) #konoiti
    deja_lu
    2011-01-18 23:50:29
  • (続き)文字のはげかけたムスクオイルの瓶など、私の心の中でいとおしまれていた物たちが何の意味も持たなくなる時、すでに新しい恋は始まっている。」 一ツイートに入らなかったけど好き。 #konoiti
    katsuyu_
    2011-01-18 23:50:36
  • 他人なんて気にすることないよ。あと百年もたったら、ぼくたちをふくめて、まわりにいる人間は、どいつもこいつも死んじまっているさ。/『心のこり』/藤堂志津子 #konoiti
    o2pn
    2011-01-18 23:51:14
  • 「怒りを歌え、女神よ、ペレウスの子アキレウスの――」(ホメロス『イリアス』松平千秋訳) (西洋の)文学の歴史は、「怒り」によって幕を開ける!偉大なる一行目。 #konoiti
    baccheuo
    2011-01-18 23:51:46
  • 「それはまだ人々が「愚」という貴い徳を持って居て、世の中が今のように激しく軋み合わない時分であった」(谷崎潤一郎「刺青」) #konoiti
    ariyake
    2011-01-18 23:52:12
  • こんな夢を見た。/夏目漱石『夢十夜』 #konoiti
    misarobot
    2011-01-18 23:52:38
  • 「十八歳で夏でバカだった。」(『ロッキン・ホース・バレリーナ』大槻ケンヂ) #konoiti
    h1dew0
    2011-01-18 23:52:46
  • 体育座った脚を蟻が上ってきた。/矢部嵩「保健室登校」より「血まみれ運動会」 #konoiti
    kingakiko
    2011-01-18 23:53:24
  • 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」川端康成・雪国 #konoiti 定番中の定番でしょうが。がが。
    na_ri
    2011-01-18 23:54:46
  • 私は、よく娼婦の顔をしていると言われる。#konoiti
    Skeari3
    2011-01-18 23:56:09
  • ドンドンはドンドコの父なり。ドンドンの子ドンドコ、ドンドコドンを生み、ドンドコドン、ドコドンドンとドンタカタを生む。(筒井康隆『バブリング創世記』) #konoiti
    m_hirata
    2011-01-18 23:56:09
  • 漢文訓読体だと陸羯南『近時政論考』の緒論の格調高さは最強。 #konoiti
    higegeneral
    2011-01-18 23:56:19
  • 申し上げます。申し上げます。旦那さま。あの人は、酷い。酷い。はい。厭な奴です。悪い人です。ああ、我慢ならない。生かして置けねえ。/太宰治「駆込み訴え」 #konoiti
    rogi_ca
    2011-01-18 23:56:43
  • 木理美しき槻胴、縁にはわざと赤樫を用ひたる岩畳作りの長火鉢に対ひて話し敵もなく唯一人、少しは淋しさうに坐り居る三十前後の女、男のやうに立派な眉を何日掃ひしか剃つたる痕の青々と、見る眼も覚むべき雨後の山の色をとゞめて翠の匂ひ一トしほ床しく…( 『五重塔』露伴) #konoiti
    l_tzk
    2011-01-18 23:57:03
  • 今のところまだ何でもない彼は何もしていない。何もしていないことをしているという言いまわしを除いて何もしていない。 by『虚人たち』 筒井康隆 #konoiti
    kania_d
    2011-01-18 23:59:03
  • 十八世紀のフランスに、とある男がいた。天才肌の、おぞましい男である。(P・ジュースキント『香水 ある人殺しの物語』) #konoiti
    ne_e_dra
    2011-01-18 23:59:18
  • 「まずコンパスが登場する。彼は気がくるっていた」筒井康隆『虚航船団』 二行になっちゃったけどキニシナイ! #konoiti
    96_yuki
    2011-01-18 23:59:18
  • あっあと「愛は祈りだ。僕は祈る。」(『好き好き大好き超愛してる。』舞城王太郎) #konoiti
    h1dew0
    2011-01-18 23:59:46
  • 「初茸、松茸、椎茸、木くらげ、白茸、雁茸、ぬめり茸、霜降り茸、獅子茸、鼠茸、皮剥ぎ茸、米松露、麦松露なぞいうきのこ連中がある夜集まって、談話会を始めました」 きのこ会議/夢野久作 #konoiti
    shirakimotiko
    2011-01-19 00:01:21
  • 巡査になって五年目の石田さんは顔が鳥です。(いしいしんじ『雪屋のロッスさん』収録作品「警察官の石田さん」) #konoiti
    567
    2011-01-19 00:02:44
  • 「知ってる? この世界には 三つだけ ほんとうのことがあるんだよ。」 新城カズマ『15×24』 #konoiti
    houna_DI
    2011-01-19 00:04:13
  • 私は橋だった。冷たく硬直して深い谷にかかっていた。こちらの端につま先を、向こうの端に両手を突きたてて、ポロポロ崩れていく土にしがみついていた。(フランツ・カフカ「橋」池内紀訳) #konoiti
    tnk_t
    2011-01-19 00:04:21
  • 35年間、僕は古紙に埋もれて働いている。これは、そんな僕のラブストーリーだ(あまりにも騒がしい孤独) #konoiti
    cocuma
    2011-01-19 00:06:15
  • すまん、ちょっと言い過ぎた。「タダで生きる方法」と言ってもさすがに難しいか……。(松本哉『貧乏人の逆襲!タダで生きる方法』) #konoiti
    shino_da
    2011-01-19 00:06:54
  • 一花は血刀をさげて歩いていた。/赤江瀑「花夜叉殺し」 #konoiti
    rogi_ca
    2011-01-19 00:07:14
  • おまえがわたしの骨を拾う。/池澤夏樹『骨は珊瑚、眼は真珠』  いい企画ですね! #konoiti
    hal__a
    2011-01-19 00:08:02
  • ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。舌の先が口蓋を三歩下がって、三歩めにそっと歯を叩く。ロ。リー。タ 。#konoiti
    nyayn
    2011-01-19 00:08:14
  • 「四月のある晴れた寒い日で、時計は十三時を打っていた。」ジョージ・オーウェル『1984年』 #konoiti
    96_yuki
    2011-01-19 00:09:14
  • 安全のために、私達はあなたの目を潰してわたしの耳の中を焼くことに合意した(わたしたちがやったこと) #konoiti
    cocuma
    2011-01-19 00:09:46
  • メンテナンス用金属格子の陰に隠れたきみに、彼らの姿は見えない/カリン・ロワチー「戦いの子」 #konoiti
    rogi_ca
    2011-01-19 00:10:55
  • 杳子は深い谷底に一人で坐っていた。『杳子』(古井由吉) #konoiti
    tnk_t
    2011-01-19 00:11:52
  • 許して、ぼくはこれより大きな声ではしゃべれない。/ミヒャエル・エンデ『鏡のなかの鏡 -迷宮-』 #konoiti
    wordcage
    2011-01-19 00:12:21
  • 「彼は火種。世界は彼の為に用意された薪。世界は彼に依って燃やされる為に在る」(『悟浄歎異』中島敦)#konoiti
    pochapochama
    2011-01-19 00:14:01
  • Two households, both alike in dignity,In fair Verona, where we lay our scene,From ancient grudge break to new mutiny,Where ... #konoiti
    zero_root
    2011-01-19 00:15:56
  • 「何もできないが故に神なのだ」(『海の仙人』絲山秋子)#konoiti
    pochapochama
    2011-01-19 00:18:24
  • かなわぬ時の観音頼み、いつものように助けを求めて、孫悟空は南海の普陀落伽山にやってきた。(筒井康隆『魚籃観音記』) #konoiti
    kami_kazushige
    2011-01-19 00:19:47
  • 春はあけぼの 『枕草子』清少納言 #konoiti
    kiy05
    2011-01-19 00:20:43
  • 元ネタは人虎伝だけど、流れるようだね「隴西の李徴は博學才穎、天寶の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃む所頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかつた」(山月記) #konoiti
    komaback
    2011-01-19 00:21:10
  • 『柔らかい土をふんで、』(金井美恵子)なんかいいんじゃないかしら。 #konoiti
    tnk_t
    2011-01-19 00:21:10
  • ニーチェの永劫回帰という考え方はニーチェ以外の哲学者を困惑させた。永劫回帰の世界では我々の一つ一つの動きに耐え難い責任の重さがある。私はトマーシュのことをもう何年も考えているが、重さと軽さという考え方に光を当てて初めて、彼のことをはっきりと知ることができた。 #konoiti
    ktsleepwalker
    2011-01-19 00:22:01
  • 七歳。母の死をもって私の記憶は突如として、しかも鮮かにはじまる」幸田文『はは』(みそっかす、岩波文庫所収) #konoiti
    morifumikun
    2011-01-19 00:23:22
  • 晩年の母は思い出すことが苦しい」森茉莉『晩年の母』(父の帽子、講談社文芸文庫所収) #konoiti
    morifumikun
    2011-01-19 00:24:39
  • 「恋をしたら、その恋について考えるのに、月並みな意味で幸福か不幸か、罪悪か美徳かなどということよりも、もっと高い、もっと大事なことから出発するべきだ、そうでなければ全く考えない方がいい、ということをわたしはさとったのです」(『恋について』チェーホフ)#konoiti
    pochapochama
    2011-01-19 00:24:41
  • 春が二階から落ちてきた。/伊坂幸太郎『重力ピエロ』#konoiti
    taroko_
    2011-01-19 00:25:01
  • 愛は祈りだ。僕は祈る。/『好き好き大好き超愛してる。』舞城王太郎 #konoiti
    kat_ig
    2011-01-19 00:27:51
  • 十月早稲田に移る。」夏目漱石『文鳥』 #konoiti
    morifumikun
    2011-01-19 00:28:06
  • 人類はあいもかわらずプラトンの洞窟でぐずぐずしており、昔ながらの習慣で、ひたすら真理の幻影を楽しんでいる。『写真論』(スーザン・ソンタグ) #konoiti
    tnk_t
    2011-01-19 00:28:13
  • QT かつて、私は子供で、子供というものがおそらくみんなそうであるように、絶望していた。 - 江國香織 『ウエハースの椅子』冒頭の一文 #konoiti
    earthx3ocean
    2011-01-19 00:30:21
  • 既出だろうけど、ガブリエル・ガルシア=マルケス 『わが悲しき娼婦たちの思い出』 「満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた」 #konoiti
    sdt
    2011-01-19 00:30:46
  • 先日のY新聞に小児痲痺患者の水泳講習の模様をとった写真が載っており、「プールの中で微笑する父親」という添え文句がついていた。あの微笑している幸福そうな父親は僕なのだ。(小島信夫「微笑」) #konoiti
    gerrry8
    2011-01-19 00:32:19
  • 私は此れから、あまり世間に類例がないだらうと思はれる私達夫婦の間柄に就いて、出来るだけ正直に、ざつくばらんに、有りのまゝの事実を書いて見ようと思ひます。/谷崎潤一郎「痴人の愛」#konoiti
    na_ri
    2011-01-19 00:34:44
  • ゆく川の流れは絶えずして しかももとの水にあらず 淀みに浮かぶうたかたの かつ消えかつ結びて久しく留まりたる試しなし 世の中にある人とすみかと またかくのごとし/『方丈記』鴨長明/リズムではこれ以外ない #konoiti
    kat_ig
    2011-01-19 00:35:18
  • 真昼である。特別急行列車は満員のまま全速力で馳けてゐた。沿線の小駅は石のやうに黙殺された。(横光利一「頭ならびに腹」) #konoiti
    deja_lu
    2011-01-19 00:37:25
  • 「こんな夢を見た。」(夏目漱石、夢十夜) 多分既出だろうけど。 #konoiti
    ng_sngk
    2011-01-19 00:38:23
  • 寂しさは鳴る。(蹴りたい背中) 本文は印象薄いけど、冒頭の一文だけが忘れ難い。#konoiti
    branch_arrow
    2011-01-19 00:38:35
  • 「子供は誰でも、ひとりをのぞいて大きくなります」(『ピーターパンとウエンディ』J・M・バリ作/石井桃子訳)#konoiti
    pochapochama
    2011-01-19 00:41:16
  • ものうさと甘さがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しい、りっぱな名をつけようか、私は迷う。(サガン『悲しみよこんにちは』)#konoiti
    Zuraaaa
    2011-01-19 00:43:01
  • 裡なる海へ 無動の奥底へ 夢が眠る場所で ふたつの魂はひとつの願いを叶える ふたりの眼差しが静かに幾重にも重なる 深く もっと奥深く 肉体を超えて遥か彼方へ でも私は目覚め ひたすら死を願い 私の唇は永遠にあなたの髪をさまよう (アメナバール『海を飛ぶ夢』)#konoiti
    Zuraaaa
    2011-01-19 00:47:27
  • 「片腕を一晩お貸ししてもいいわ。」と娘は言った。(川端康成『片腕』) #konoiti
    04michelle
    2011-01-19 00:47:53
  • 自分の人生に予定をたてた覚えはないのだが、予定外だ、と思うことはしばしばあって、可笑しいと思う。/江國香織『泣く大人』 見てると読みたい本が増える。→#konoiti
    esudashi
    2011-01-19 00:48:27
  • 村中に霞がかかって、まだ穂の青い麦の上を覆っていた。その光景は川に寝そべるなまずのようだった。灰色のキジバトが訴えるような調子で誰かに呼びかけていた。 「天空の神秘の彼方に」 カテリーナ・モートリチ 藤井悦子 オリガ・ホメンコ編訳 #konoiti
    ragennest
    2011-01-19 00:49:51
  • 男から拳骨で顔を殴られたのは、その日が生まれて初めてだった。『DINER』(平山夢明) #konoiti
    mmkknn
    2011-01-19 00:54:06
  • #konoiti  きょう、ママが死んだ。/カミュ「異邦人」  妻やパートナーならいくらでも取り替えがきく。/エウヘーニヤ・コノネンコ「新しいストッキング」  パパがかえってくるのは、一ねんに一かいだけなの。ワレンティーナ・マテスロワー「しぼりたての牛乳」
    ragennest
    2011-01-19 00:54:57
  • 彼の人の眠りは、徐かに覚めて行った。まっ黒い夜の中に、更に冷え圧するものの澱んでいるなかに、目のあいて来るのを、覚えたのである。/した した した。耳に伝うように来るのは、水の垂れる音か。ただ凍りつくやうな暗闇の中で、おのづと睫と睫とが離れて来る。折口「死者の書」#konoiti
    gerrry8
    2011-01-19 00:56:50
  • 「雪が降っていた。」風の海 迷宮の岸/小野不由美 #konoiti
    nigiyaka14
    2011-01-19 00:59:08
  •  「人生は一行のボオドレエルにも若かない」(或阿呆の一生/芥川龍之介) 小学生のときに出会いました。私の人生は多分最期までこの一行とともにあると思います^^ #konoiti
    STJnoir
    2011-01-19 00:59:12
  • 臆病な自尊心と尊大な羞恥心(中島敦『山月記』)#konoiti
    Zuraaaa
    2011-01-19 01:00:27
  • 産道を通って子宮から外に出てきた僕が感動のあまり「ほうな~♪」と唄うと僕を抱えていた看護婦と医者が失神して、僕はへその緒一本でベッドの端から宙吊りになった。(九十九十九/舞城王太郎)前知識無しだとわけわからんけど久々にちょっと読み返したらおもしろかったので #konoiti
    Len017
    2011-01-19 01:04:42
  • 「十億年がすぎて、わたしは東横線に乗りこんだ。」(古川日出男『アビシニアン』 #konoiti
    Qsaku0
    2011-01-19 01:09:43
  • 「やまとうたは 人のこゝころをたねとして よろづのことのはとぞなれりける」古今和歌集仮名序/紀貫之 #konoiti
    nigiyaka14
    2011-01-19 01:12:42
  • 「書くということは、書かないということも含めて、書くということである以上、もう逃れようもなく、書くことは私の運命なのかもしれない。」(金井美恵子『兎』) #konoiti
    Qsaku0
    2011-01-19 01:14:39
  • 苦痛だね "苦痛"って? 痛むことよ 痛くなるわけ? そう、痛くなると別の人も痛くなる 僕も痛くなるけどすぐ直る 子供の君でも痛むの?(『カサブランカ』) #konoiti
    Zuraaaa
    2011-01-19 01:16:36
  • ロリータ、生の灯火、腰の焔。わが罪、魂。ロ・リー・タ――口蓋のもと舌先三歩、三歩目に、歯へ。ロ。リー。タ。 #konoiti
    Mahi_Sui
    2011-01-19 01:19:24
  • …………ブウウ──────────────────ンンン────────────ンンンン……………………。 (「ドグラ・マグラ」夢野久作) #konoiti
    yuraco
    2011-01-19 01:27:08
  • 人間は歩行を始めた時から 宇宙と速度に興味を持ち 空の星に思いをめぐらせていたのです (『80日間世界一周』) #konoiti
    Zuraaaa
    2011-01-19 01:28:22
  • 寄せては返し、寄せては返し、返しては寄せる波の音は、何億年ものほとんど永劫に近い昔からこの世界をどよもしていた 百億の昼と千億の夜/三瀬龍 #konoiti
    k0t0
    2011-01-19 01:38:50
  • 「つれづれなるままに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ」吉田兼好『徒然草』#konoiti
    96_yuki
    2011-01-19 01:40:46
  • 人、うたた情ありて たそがれに還る 「たそがれに還る」/三瀬龍 #konoiti
    k0t0
    2011-01-19 01:41:12
  • 各国の国立図書館を超えたところに、そのすべてを合わせたよりも大きな図書館がある。(アルベルト・マングエル『図書館 愛書家の楽園』「帰る場所としての図書館」) #konoiti
    k_ayuno
    2011-01-19 01:45:14
  • 「四月は最も残酷な月、リラの花を凍土の中から目覚めさせ、記憶と欲望をないまぜにし、春の雨で生気のない根をふるい立たせる」T.S.エリオット『荒地』#konoiti
    96_yuki
    2011-01-19 01:47:00
  • メロスは激怒した #konoiti
    kazawara
    2011-01-19 01:47:03
  • 人魚は、南の方の海にばかり棲んでいるのではありません。北の海にも棲んでいたのであります。 (小川未明 「赤いろうそくと人魚」) #konoiti
    nemocmii
    2011-01-19 01:47:54
  • お話は簡単だ。むかし、ひとりの少年が地球という惑星を買いとった。 #konoiti
    Lent_er
    2011-01-19 01:48:08
  • わたしは彼を記憶している(この神聖な動詞を用いる権利は、わたしにはない。地上ではただ一人の男がこの権利を持っていたが、その彼はすでに死んだ)。(ホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』「記憶の人、フネス」) #konoiti
    k_ayuno
    2011-01-19 01:48:57
  • 「喪失という感覚こそが、実はもっとも激しい情熱を人にもたらすのではないか。」 押井守 #konoiti
    k0t0
    2011-01-19 01:51:09
  • かつては、もし俺の記憶が確かならば、俺の生活は宴であった、誰の心も開き、酒という酒はことごとく流れ出た宴であった。 #konoiti
    Lent_er
    2011-01-19 01:51:21
  • 断章の抒情詩「クブラ・カーン」(絶妙な韻律技巧を駆使した五十四行の音韻不定型詩)は、1797年のある夏の日、イギリスの詩人サミュエル・テイラー・コウルリッジによって夢見られた。(ホルヘ・ルイス・ボルヘス『続審問』「コウルリッジの夢」) #konoiti
    k_ayuno
    2011-01-19 01:52:10
  • 愛は祈りだ。僕は祈る。 #konoiti 好き好き大好き超愛してる(舞城王太郎)
    eri_m92f
    2011-01-19 01:53:13
  • 「虎よ! 虎よ!ぬばたまの夜の森に燦爛と燃え/そもいかなる不死の手/はたは眼の作りしや/汝がゆゆしき均斉を」ウィリアム・ブレイク『虎』#konoiti
    96_yuki
    2011-01-19 01:54:21
  • 四季を感じるたびに、私たちは人生に想いを馳せる。それぞれの季節にほかの季節にはない彩りがあることを思いながら (『祈りの響き』) #konoiti
    Zuraaaa
    2011-01-19 01:55:39
  • ぼくたちはみんな、みなしごなのだから。ばらばらに生まれて、ばらばらに死んでいくみなしごなのだから。自分の力できらきらと輝いてないと宇宙の暗闇にのみこまれて消えてしまうんだよ。(森絵都『宇宙のみなしご』)#konoiti
    Zuraaaa
    2011-01-19 01:59:27
  • 「もはやお忘れであろう」麻雀放浪記 青春編 (阿佐田哲也)#konoiti
    yooooshishi
    2011-01-19 02:02:11
  • 「死のうと思っていた。」(『葉』太宰治) #konoiti
    naho95
    2011-01-19 02:13:22
  • (他の者たちは図書館と呼んでいるが)宇宙は、真ん中に大きな換気孔があり、きわめて低い手すりで囲まれた、不定数の、おそらく無限数の六角形の回廊で成り立っている。(ボルヘス『バベルの図書館』) #konoiti
    urgre
    2011-01-19 02:16:12
  • 「なんにも書くな。なんにも読むな。なんにも思うな。ただ、生きて在れ!」(『めくら草紙』太宰治) #konoiti
    naho95
    2011-01-19 02:21:36
  • 「――はっきり言ってごらん。ごまかさずに言ってごらん。冗談も、にやにや笑いも、止し給え。嘘でないものを、一度でいいから、言ってごらん。」(『善蔵を思う』太宰治) #konoiti
    naho95
    2011-01-19 02:24:30
  • 片桐がアパートの部屋に戻ると、巨大な蛙が待っていた。二本の後ろ脚で立ち上がった背丈は2メートル以上ある。体格もいい。身長1メートル60センチしかないやせっぽちの片桐は、その堂々とした外観に圧倒されてしまった。(村上春樹『かえるくん、東京を救う』) #konoiti
    urgre
    2011-01-19 02:24:48
  • あなたは、袋小路に住んでいる。つきあたりは別の番地の裏の塀で、猫だけが何の苦もなく往来している。(絲山秋子「袋小路の男」) #konoiti
    misakomaroyaka
    2011-01-19 02:26:18
  • イビサ。その固有名詞がいつわたしの中に入り込んでしまったのか思い出せない、酸化した酒の匂いのする新宿の裏路地で腹にナイフを受けほとんど致死量の血を流し助けを呼ぶ髪を金色に染めた少年が最後の最後にわたしに呟いた台詞の中にその固有名詞があったわけではない。/『イビサ』#konoiti
    harpy_1203
    2011-01-19 02:33:48
  • 「父上、父上ははじめ望み給はざりしかども、児は遂にその生れたるところにあこがれて、わかき日をかくは歌ひつづけ候ひぬ。もはやもはや咎め給はざるべし。」(『邪宗門』北原白秋) #konoiti
    naho95
    2011-01-19 02:44:11
  • #konoiti見てたら「愛は祈りだ。僕は祈る」(好き好き大好き超愛してる)が何度も出てきて舞城はやっぱ人気だな〜(特にネット住人に)って思ったんだけど、そのわりに奈津川家血族の同人誌とか見たことないな。つか、妄想の余地あんまないな。
    pochapochama
    2011-01-19 03:23:00
  • @kinoakito 「山椒魚は悲しんだ。」(井伏鱒二) #konoiti ☆高校の国語の教科書に載ってたから、比較的有名。しかし、人間ではない、しかも山椒魚のような生き物を主人公としており、いきなり「悲しんだ」と擬人法でくるのは、一読して続きが読みたくなるインパクトがある。
    orca_minami
    2011-01-19 03:46:27
  • この島から最初に消え去ったものは何だったのだろうと、時々私は考える/小川洋子 『密やかな結晶』 #konoiti
    ikmtmm
    2011-01-19 04:24:47
  • 省線のその小さい駅に、私は毎日、人をお迎えにまいります。誰とも、わからぬ人を迎えに。(太宰治『待つ』) #konoiti
    303_mm
    2011-01-19 07:14:43
  • 七十五歳の誕生日。わたしは妻の墓参りをして、それから軍隊にはいった。(ジョン・スコルジー/内田昌之訳『老人と宇宙』) #konoiti
    303_mm
    2011-01-19 07:26:08
  • この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。/池澤夏樹『スティル・ライフ』 #konoiti
    hachigatsu
    2011-01-19 07:28:31
  • それで、ついに、天気はまったく上々となった。/マンスフィールド『園遊会』 #konoiti
    minenayuka
    2011-01-19 07:31:36
  • 「こいさん、頼むわ。―――」/谷崎潤一郎『細雪』 #konoiti
    pastels_badges
    2011-01-19 07:34:54
  • 長い歳月が過ぎて銃殺隊の前に立つはめになったとき、おそらくアウレリャーノ・ブエンディーア大佐は、父親に連れられて初めて氷を見にいった、遠い昔のあの午後を思い出したにちがいない。/ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』 #konoiti
    syoutarou33
    2011-01-19 07:36:26
  • せん子は何度も、悪い「母親」に殺されようとし、山に捨てられる。/津島佑子『捨て子の話』 #konoiti
    neco_yama_neco
    2011-01-19 07:42:22
  • 八人いた。(アルフレッド・ベスター/渡辺佐智江訳『ゴーレム100』) #konoiti
    yagu
    2011-01-19 07:42:52
  • 「ねえ聞いてるの? 自分のことを僕って呼ぶ人間がギャンブラーになんかなれるわけないって、あたしは言ったのよ」(佐藤正午『きみは誤解している』) #konoiti
    unpocketable
    2011-01-19 07:43:09
  • 最も印象的な一行目は、ポール・ニザン著「アデンアラビア」の『ぼくは二十歳だった。それが人生で一番美しいときだなどと誰にも言わせない』というベタベッタなセレクト。ただ残念ながら、二行目以降は全く覚えていないし、読むのも途中で投げ出しちゃったけどww #konoiti
    osamiiiin
    2011-01-19 07:53:11
  • ユク河ノナカレハタエスシテシカモヽトノ水ニアラス/『方丈記』鴨長明 #konoiti
    syoutarou33
    2011-01-19 07:59:11
  • スクリーンの上に映像が動けば、それはもうすべて映画だ。/『ジャン・ルノワール自伝』ジャン・ルノワール #konoiti
    syoutarou33
    2011-01-19 08:01:21
  • 庄太郎が女にさらわれてから七日目の晩にふらりと帰ってきて、急に熱が出てどっと、床に就いていると言って健さんが知らせに来た。漱石「夢十夜」,#KONOITI
    y9mura
    2011-01-19 08:15:59
  • 朝霧に包まれた信濃沓掛―現在の中軽井沢―から北軽に向けての上り坂を、十八歳の少年が、リヤカーを曳いた自転車のペダルを踏み続けていた。大藪春彦『汚れた英雄』 #konoiti
    shiro0909
    2011-01-19 08:20:09
  • 今朝、ママンが死んだ。(カミュ「異邦人」) #konoiti
    yamasio
    2011-01-19 08:22:38
  • ちょっと昔、風俗営業法が変わる前、「ソープランド」が「トルコ」と呼ばれ、エイズがアメリカのホモだけが罹る原因不明の奇病だった頃、俺はススキノでぶらぶらしていた。東直己『探偵はバーにいる』 #konoiti
    shiro0909
    2011-01-19 08:25:29
  • おひまな読者よ。/セルバンテス『ドン・キホーテ 前編』序文 #konoiti
    so_trb
    2011-01-19 08:26:04
  • 祖母の家を解体してみたところ、床下から大量のフロイトが出てきた。/円城塔『Freud』(短編集『Self-Reference ENGINE』収録) #konoiti
    wordcage
    2011-01-19 08:29:26
  • 春が二階から落ちてきた。(伊坂幸太郎【重力ピエロ】) #konoiti
    gohto_furi
    2011-01-19 08:32:05
  • The first Wednesday in every month was a Perfectly Awful Day / Jean Webster "Daddy - Long - Legs" #konoiti
    shiro0909
    2011-01-19 08:34:07
  • そう、ほんとはかわいい顔しておとなしくしているべきだったのかもしれない。(ジム・トンプソン『ポップ1280』) #konoiti
    mikansoup
    2011-01-19 08:35:45
  • わたしがこれほど自伝に近いものを書くことは、もう後にも先にもないだろう。ヴォネガット「スラップスティック」#konoiti
    y9mura
    2011-01-19 08:37:46
  • 人間誰しも、死んだときには威厳があるものだということは、職業柄としても、また信念としても、ブラウン神父が人一倍身にしみて感じていることだった。チェスタトン「三つの凶器」#konoiti
    y9mura
    2011-01-19 08:41:28
  • たぶん三十歳以下の人たちには、ルシアン.スペングレーヴの名は、時たま話題にのぼる<有名な犯罪事件>の一つにすぎないであろう。ヴィカ−ズ「笑った夫人」(悲〜しすぎて涙も出なかった)#konoiti
    y9mura
    2011-01-19 08:48:44
  • あの坂をのぼれば、海が見える。 #konoiti
    marble_man
    2011-01-19 08:50:14
  • 一行目というか出だしだけど。「エミは中身はともかくとして見た目はたっぷり八十歳って女だが俺は毎日毎晩FUCKしてやってるんだ。皺々のたるんだ尻とたるんだ太股を抱え込んでFUCK!FUCK!BANG!BANG!」『それでもおまえは俺のハニー』平山夢明 #konoiti
    kyuiuyk
    2011-01-19 08:51:04
  • 吾輩は猫である。名前はまだない。(最愛読書ならこれ)#konoiti
    y9mura
    2011-01-19 08:54:55
  • 死があたかも一つの季節を開いたかのようだった。/堀辰雄『聖家族』 #konoiti
    etica13
    2011-01-19 09:00:28
  • 「日の出通り商店街を歩いていると、天ぷら屋が襲ってきた。」『日の出通り商店街 いきいきデー』中島らも #konoiti
    kyuiuyk
    2011-01-19 09:10:29
  • 春が二階から落ちてきた。伊坂幸太郎「重力ピエロ」 #konoiti
    awohanada
    2011-01-19 09:24:07
  • 顔がねばねばする。<川端康成の16才の日記>より。こんな感じでよいのかな。この作家はデビュー時から掴みの天才だと思う。 #konoiti
    sunayama6
    2011-01-19 09:27:45
  • 一九七〇年。東京拘置所で流行っていたのは手淫(マスターベーション)だった。流行った、流行った、わたしもやった。高橋源一郎「ジョン・レノン対火星人」 #konoiti
    JAZZ_YA
    2011-01-19 09:55:12
  • 永いあいだ、私は自分が生まれたときの光景を見たことがあると言い張っていた。(三島由紀夫『仮面の告白』) #konoiti
    04michelle
    2011-01-19 10:28:40
  • 「くまにさそわれて散歩に出る。川原に行くのである。」(『神様』川上弘美) #konoiti
    h1dew0
    2011-01-19 10:36:22
  • 「卑怯!卑怯ッ!卑怯者ッ!」(林不忘【魔像】) #konoiti
    kurukuru13
    2011-01-19 11:19:44
  • 「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」信じられないだろこれ処女作なんだぜ? #konoiti
    torokkko
    2011-01-19 12:03:59
  • もう三日も飲んでいないのであって、実になんというかやれんよ。/町田康『くっすん大黒』#konoiti
    pecoras0219
    2011-01-19 12:30:49
  • 「私は七年前に死んでいるが、生き残っている友人の西寺とときどき短い話をする」(川端康成「地獄」)#konoiti
    SPPPN
    2011-01-19 12:45:07
  • ふっつーにメジャーだけど、「メロスは激怒した」は有名だよねぇ(ぉ #konoiti
    layla_fujiwara
    2011-01-19 13:10:59
  • 「おめでとうございます、抽選に当たりました!」 カラフル/森絵都 #konoiti
    1412_sora
    2011-01-19 13:25:41
  • 私は十八の歳まで、涙を売って暮らしを立てていました。(小川洋子『涙売り』) #konoiti
    04michelle
    2011-01-19 13:46:24
  • 減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。/舞城王太郎『阿修羅ガール』 #konoiti
    saiki7
    2011-01-19 16:13:18
  • 「ウンコをファナモに代えて以来、タクヤはますますオシャレになった。」(前田司郎『ウンコに代わる次世代排泄物ファナモ』) #konoiti
    SuiseiHarei
    2011-01-19 17:14:10
  • いま、こうしてわたしの生活が西瓜糖の世界で過ぎてゆくように、かつても人々は西瓜糖の世界でいろいろなことをしたのだった。/リチャード・ブローティガン『西瓜糖の日々』 #konoiti あなたにそのことを話してあげよう。わたしはここにいて、あなたは遠くにいるのだから。
    olivethomas38
    2011-01-19 17:46:49
  • ものうさと甘さがつきまとって離れないこの見知らぬ感情に、悲しみという重々しい、りっぱな名をつけようか、私は迷う。/サガン『悲しみよ こんにちは』 #konoiti
    olivethomas38
    2011-01-19 17:47:13
  • そこはまるで墓場にするために生まれたような土地だった。/入江君人『神さまのいない日曜日』 荒廃した世界での優しい話の冒頭。 #konoiti
    hagiwarahomugi
    2011-01-19 18:07:16
  • 果歩はあまり寝ない。/江國香織「ホリー・ガーデン」 #konoiti
    o_tohu
    2011-01-19 18:32:32
  • シャーロック・ホームズは彼女のことをいつでも「あの女」とだけいう。/新潮文庫、シャーロック・ホームズの冒険、【ボヘミアの醜聞】より。コナン・ドイル。訳、延原謙。 #konoiti
    nishidu_ume
    2011-01-19 19:07:56
  • どこまでも抜けるような青空の下――銃声は、高らかに高らかに。/成田良悟著、電撃文庫、【バウワウ!Two Dog Night】より。ほんとはその前に時と場所を示す一文があるにはあるんだけど #konoiti
    nishidu_ume
    2011-01-19 19:21:00
  • スプーンは私をかわいがるのがとてもうまい。ただし、それは私の体を、であって、心では決して、ない。(山田詠美『ベッドタイムアイズ』) #konoiti
    haruo_sasaki
    2011-01-19 19:34:54
  • 辻斬りのように男遊びをしたいな、と思った。/桜庭一樹「少女七竈と七人の可愛そうな大人」  #konoiti
    s_chika
    2011-01-19 19:53:14
  • あなたがーーー蜘蛛だったのですね/京極夏彦 絡新婦の理 #konoiti
    41taiki
    2011-01-19 19:59:40
  • "かつては、もし俺の記憶が確かならば、俺の生活は宴であった"/『地獄の季節』ランボー(小林秀雄訳)) #konoiti
    biscuit_hammer_
    2011-01-19 20:32:42
  • "石炭をば早や積み果てつ。"/『舞姫』森鴎外 #konoiti
    biscuit_hammer_
    2011-01-19 20:36:20
  • ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た。/デュ・モーリア『レベッカ』 #konoiti
    olivethomas38
    2011-01-19 20:44:49
  • 四月七日 火曜日(四時)今さっき……ポール・ヴァレリーのアパルトマンの管理人室から戻ってきたところ。/『エレーヌ・ベールの日記』 #konoiti 小説でなくてもいいんだもんね´`
    olivethomas38
    2011-01-19 20:49:05
  • 阿形順正は、私のすべてだった。/ (『冷静と情熱のあいだ』 江國香織) #konoiti
    o_oku
    2011-01-19 20:51:23
  • …………ブウウ——————ンンン——————ンンンン………………。(「ドグラ・マグラ」夢野久作) #konoiti
    JAZZ_YA
    2011-01-19 20:54:42
  • ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た。/デュ・モーリア『レベッカ』 #konoiti
    matsukyotwit
    2011-01-19 20:55:06
  • "スティーヴンが戦争から戻ってきたとき、唇をなくしていた。すごいショックだわ、と妻のメアリーはいった。"/『溝への忘れ物』エイミー・ベンダー(菅啓次郎) #konoiti
    biscuit_hammer_
    2011-01-19 20:55:33
  • ロリータ、わが命の光、わが下肢の炎。私の罪にして私の魂。ロ…リ…タ。舌先が上顎の内側を三歩降りて、三つめでトンと歯に軽く。ロ。リ。タ。 #konoiti
    Cristoforou
    2011-01-19 21:02:09
  • 幽霊になった男の話をしようと思う/星の時計のLiddel(内田善美) #konoiti 漫画なのですが…
    htm_km
    2011-01-19 21:03:50
  • 1599年1月1日の夜のこと、娼婦のベッドのなかで、画家にして激情家、ミケランジェロ・メリージ、通称カラヴァッジョは、神の訪問を受けた夢を見た。(アントニオ・タブッキ『夢のなかの夢』「画家にして激情家、カラヴァッジョことミケランジェロ・メリージの夢」) #konoiti
    k_ayuno
    2011-01-19 21:05:44
  • "15の夏、私は髪を剃り落とした。目に映るもの全てが怖かった私は崩れそうな自分に気合いを入れた。"/『cockoの短期集中連載コラム むきだしの体-(髪)』cocko(cocco) #konoiti
    biscuit_hammer_
    2011-01-19 21:07:43
  • 朧はもちろん猫で、雄で、おいぼれで、最後のスカイウォーカーだった。 / 秋山瑞人『猫の地球儀』  #konoiti
    I_R_8
    2011-01-19 21:08:17
  • "満九十歳の誕生日に、うら若い処女を狂ったように愛して、自分の誕生祝いにしようと考えた"/『わが悲しき娼婦たちの思い出』ガブリエル・ガルシア・マルケス #konoiti
    biscuit_hammer_
    2011-01-19 21:13:36
  • 「明日は、お前、死ぬる身じゃな」/池波正太郎『真田太平記』 #konoiti
    buchi2010
    2011-01-19 21:14:40
  • 君は、スケッチブックを開いて、八角時計をいくつも描いていた。最後の方は文字盤だけになる。 #konoiti
    Lent_er
    2011-01-19 21:14:43
  • "ロリータ、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。ロ・リー・タ。舌の先が口蓋を三歩下がって、三歩めにそっと歯を叩く。ロ。リー。タ。"/『ロリータ』ウラジーミル・ナボコフ #konoiti
    biscuit_hammer_
    2011-01-19 21:17:56
  • 星です。わたしの最初の記憶は、流れる星なのです。 #konoiti
    Lent_er
    2011-01-19 21:19:09
  • この世の真実を陥穽を構えて捕えようとする習慣が身についてこの方、この世はいずれしみったれた歌しか歌わなかった筈だったが、その歌はいつも俺には見知らぬ甘い欲情を持ったものの様に聞えた。/『Xへの手紙』小林秀雄 #konoiti
    etica13
    2011-01-19 21:20:22
  • その昔、付き合っていた男に、お前って流されるままに生きているよな、と言われたことがある。まったくもって意外な台詞だったので、え、どういう意味?と尋ねた。どういう意味って、そういう意味だよ。もう少し、自分の足で歩こうとしろよ。 狗飼恭子『温室栽愛』の冒頭より #konoiti
    32416
    2011-01-19 21:36:37
  • この話が私の夢か私の一時的狂気の幻でなかったなら、あの押絵と旅をしていた男こそ狂人であったに違いない。/江戸川乱歩『押絵と旅する男』 #konoiti
    buchi2010
    2011-01-19 21:54:04
  • 国境の長いトンネルをついにぬけられなかった。/森博嗣 『工学部・水柿助教授の解脱』 #konoiti
    mash_squash
    2011-01-19 21:59:19
  • 逡巡である。春情ではない。/ 森博嗣『工学部・水柿助教授の逡巡』 #konoiti
    mash_squash
    2011-01-19 22:01:53
  • 今は夏。彼女はそれを思い出す。 「森博嗣/すべてがFになる」 #konoiti
    A_yokotani
    2011-01-19 22:02:43
  • 私はその人を常に先生と呼んでいた。/「こころ」夏目漱石 #konoiti
    okitakayo
    2011-01-19 22:03:33
  • 世の中には残念なことと、そうでないことがある。私の周囲にあるもので、私が関知するものの大半は、前者に含まれる。それ自体が残念なことである。(森博嗣『赤緑黒白』) #konoiti
    kagnuka
    2011-01-19 22:04:28
  • スティーヴンが戦争から戻ってきたとき、唇をなくしていた。すごいショックだわ、と妻のメアリーはいった。 エイミー・ベンダー/溝への忘れもの より #konoiti
    aya8080
    2011-01-19 22:15:45
  • 「砂。」-森博嗣『迷宮百年の睡魔』 #konoiti
    mao_starflier
    2011-01-19 22:16:47
  • 秋の夕暮れという境遇は、すべての生きものが帰ってくる安らぎの湖の底に沈んでいる。冷たい澄み切った大気が生命を眠らせ、殺してしまうほどに、優しい。 森博嗣/河童 より #konoiti
    aya8080
    2011-01-19 22:22:41
  • 美しい夕日に向かって、僕は飛んでいる。 ナ・バ・テア/森博嗣 #konoiti
    nekopochi413
    2011-01-19 22:34:05
  • 《(死のう……)》「戦闘城塞マスラヲVol、1(林トモアキ)」一行目。これはバトルモノと思って読んだ当時、「えっ?」と思った。いっときますがこれは「ヒキコモリ」の成長譚ですからね(人外とかいろいろ出てくるがw #konoiti
    almeria5
    2011-01-19 22:34:57
  • 一行目ではないが、同じ作者(林トモアキ)さんの「お・り・が・み 天の門」の挿絵1p目の「悪の組織だ」は印象深い。実際の1行目は「(もう誰も……誰も信じるものか……)」 #konoiti
    almeria5
    2011-01-19 22:38:52
  • おれをイシュメールと呼んでくれ。/ハーマン・メルヴィル『白鯨』#konoiti
    green_breast
    2011-01-19 22:52:52
  • 顔見知りのあの子が誘拐されたと知った時、驚いたり悲しんだり哀れんだりする一方で、 わが子が狙われなくてよかったと胸をなでおろしたのは私だけではあるまい。「世界の終わり、あるいは始まり/歌野晶午」 #konoiti
    _ha_ri_
    2011-01-19 23:22:21
  • 結論からいおう。信濃譲二は殺された。「動く家の殺人/歌野晶午」 #konoiti
    _ha_ri_
    2011-01-19 23:23:43
  • 「昨日、私は拳銃を拾った。あるいは盗んだのかもしれないが、私にはよく分からない。これ程美しく、手に持ちやすいものを、私は他に知らない。」銃/中村文則 #konoiti
    _ha_ri_
    2011-01-19 23:34:23
  • 「わたしはクマに属している」 と、その男は真顔で言った。(星野道夫『イニュニック[生命]』「満天の星、サケが森をつくる」) #konoiti
    k_ayuno
    2011-01-19 23:34:55
  • 「「ぼっけぇ、きょうてえ」とは、岡山地方の方言で、「とても、怖い」の意。」ぼっけぇ、きょうてえ/岩井志麻子#konoiti
    _ha_ri_
    2011-01-19 23:43:23
  • 地下の二室を占める工房でパラケルススは、その神に、その定まらぬ神に、いずれの神に、弟子をお遣わしくださるようにと乞うた。(パラケルススの薔薇/J.L.ボルヘス) #konoiti ……懐かしい。
    100_m
    2011-01-20 00:01:22
  • はじめまして。パンツです。「私のパンツがこんなにウザイわけがない」三十路乃生子 #konoiti タイトル判明再掲。オンノベはこれきりだ!
    the_3rd_Age
    2011-01-20 00:03:51
  • 宇宙のひと隅、共に地球の植民星であるモケケとバラリバラは、露骨なモケケの侵略主義のため、今や一触即発の危機にあった。(筒井康隆『モケケ・バラリバラ戦記』) #konoiti
    kami_kazushige
    2011-01-20 00:10:13
  • 月が西の空にほの白くなりつつある時刻、長い旅の途上にあったその隊商は、まだ夜の残る森の奥で大虐殺のあとに行き当たった。(パラス・アテネ/山尾悠子) #konoiti ……懐かしいもの、もうひとつ。
    100_m
    2011-01-20 00:21:56
  • 〈さるところに久しく売家の札(斜に)張りたる待合。〉永井荷風「四畳半襖の下張」 #konoiti
    ennohashii
    2011-01-20 00:22:22
  • この街はいつだって光が降り注いでいる。/「冷静と情熱のあいだ」辻仁成 #konoiti
    moscowmuler
    2011-01-20 00:23:30
  • まずコンパスが登場する。彼は気が狂っていた。筒井康隆【虚航船団】 #konoiti
    kurukuru13
    2011-01-20 00:30:08
  • 〈キーンという音が大空をよぎる。〉トマス・ピンチョン「重力の虹」 #konoiti
    ennohashii
    2011-01-20 00:32:24
  • 「秋はぞぞろけ。ひともどき。にゃらにゃら草」(裏枕) #konoiti 懐かしすぎる。こればっかりは覚えてる。……でも作者名は覚えてなかったなー。
    100_m
    2011-01-20 00:33:57
  • いつでも僕の目の前には、落ちてこない天井があって、その向こう側に広がっているはずの空を遮っている。(森博嗣/クレィドゥ・ザ・スカイ) #konoiti
    tkgpmd
    2011-01-20 00:37:03
  • 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底 が白くなった。」 #konoiti たぶん、おなじものをあげる人はすっごく多いと思うけどね。これ以上ってある?赤川次郎の「死者の学園祭」も印象的だけど。
    miyu88
    2011-01-20 01:16:41
  • 向うの小沢に蛇が立って、八幡長者の、おと娘、よくも立ったり、巧んだり。…泉鏡花【草迷宮】 #konoiti
    kurukuru13
    2011-01-20 01:29:30
  • 今、私の上には一人の男と二人の女がいる。 #konoiti 自著 最後の一粒
    kokounohito
    2011-01-20 01:47:05
  • 恥の多い生涯を送ってきました(太宰治『人間失格』) #konoiti…とりあえず、これは忘れられない
    SaladaBar0315
    2011-01-20 02:15:39
  • 九歳で、夏だった。(乙一『夏と花火と私の死体』) #konoiti 一瞬で自分も九歳で夏だった頃に飛ばされる
    SaladaBar0315
    2011-01-20 02:19:30
  • 僕は三十七歳で、そのときボーイング747のシートに座っていた。(『ノルウェイの森』) #konoiti なぜか、ベタすぎるのか、挙がっていないようなので(見落としだったらすみません)。
    deja_lu
    2011-01-20 07:20:50
  • きみは真鍮の溝の上に左足を置き、右肩で扉を横にすこし押してみるがうまく開かない。(ビュトール『心変わり』) #konoiti もう出かけなければ。
    deja_lu
    2011-01-20 07:51:29
  • はらわたリアリズムにぜひとも加わってほしいと誘われた。もちろん応じた。加入の儀式はなし。なくてよかった。(ボラーニョ『野生の探偵たち』) #konoiti 手前味噌です。でも魅力的な書き出しだと思う。
    cafecriollo
    2011-01-20 08:10:36
  • 「まづ水。その性のよしあしはてきめんに仕事にひびく。」石川淳/至福千年 #konoiti カッコよすぎるこの出だし。
    syunyahana
    2011-01-20 08:16:32
  • 「ヌーンシティへ行こうと思う旅行者は、今のところ何とか自分で方法を講ずるよりほかに手がない。」カポーティ/遠い声 遠い部屋 #konoiti
    syunyahana
    2011-01-20 08:17:06
  • くまにさそわれて散歩に出る。(川上弘美『神様』) #konoiti
    ToraMoon
    2011-01-20 08:43:36
  • くまにさそわれて、ひさしぶりに散歩に出る。(川上弘美『草上の昼食』) #konoiti
    ToraMoon
    2011-01-20 08:45:53
  • 年中借金取が出はいりした。季節はむろんまるで毎日のことで、醤油屋、油屋、八百屋、鰯屋、乾物屋、炭屋、米屋、家主その他、いずれも厳しい催促だった。(織田作之助『夫婦善哉』) #konoiti
    ToraMoon
    2011-01-20 08:56:45
  • 〈夜明けまえの暗闇に眼ざめながら、熱い「期待」の感覚をもとめて、辛い夢の気分の残っている意識を手さぐりする。〉(大江健三郎『万延元年のフットボール』) #konoiti
    tatsuya_okayama
    2011-01-20 09:06:15
  • 〈「こいさん、頼むわ。——」〉(谷崎潤一郎『細雪』) #konoiti
    tatsuya_okayama
    2011-01-20 09:12:46
  • 「愛は祈りだ。(舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる。』) #konoiti
    _urotanken
    2011-01-20 18:04:00
  • 楢雄は生れつき頭が悪く、近眼で、何をさせても鈍臭い子供だつたが、ただ一つ蠅を獲るのが巧くて、心の寂しい時は蠅を獲つた。(織田作之助「六白金星」) #konoiti
    _urotanken
    2011-01-20 18:27:20
  • 「岡本は谷村夫妻の絵の先生であった。元々素行のおさまらぬ人ではあったが、年と共に放埓はつのる一方で、五十をすぎて狂態であった。」 安吾/女体 #konoiti さすが安吾、前戯なしですw
    syunyahana
    2011-01-20 18:50:31
  • 失われた風景の上に、少年の名を書く。 (カンパネルラ/長野まゆみ) #konoiti
    natukako
    2011-01-20 19:00:51
  • ああ、ねえさん、血のような夕陽が沈むわ。あたしたち、あんな色、生涯で二度しか見ていない。 恩田陸/蛇と虹 より #konoiti
    aya8080
    2011-01-20 20:15:31
  • 「春が二回から落ちてきた」(重力ピエロ)は結構挙げられてそうだね。 #konoiti
    dego98
    2011-01-20 20:15:53
  • ある引退した天狗が、出町商店街の北にあるアパート「コーポ桝形」に住んでいた。  (有頂天家族)  #konoiti
    dego98
    2011-01-20 20:16:53
  • 朝から話をはじめよう。すべてよき物語は、朝の薄明かりの中から出現するものだから。(池澤夏樹/マシアス・ギリの失脚)#konoiti  検索したら大体あってた。存外覚えてるもんだ
    nbs69
    2011-01-20 20:30:30
  • この一行目がすごい、と言えば、思いつくのは「減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。」か、「愛は祈りだ。僕は祈る。」かなあ。 #konoiti
    nagapong
    2011-01-20 20:35:27
  • 「あの人の姿を思い浮かべる時、いつもその時刻は夕暮れ時だ。」(黄昏の百合の骨/恩田陸)  #konoiti
    hinatam10
    2011-01-20 21:08:58
  • A screaming comes across the sky. Gravity's Rainbow #konoiti
    mst_y
    2011-01-20 21:48:53
  • Call me Ishmael. Moby-Dick #konoiti
    mst_y
    2011-01-20 21:50:09
  • 〈はて、何をいうつもりだったかな?ああ、そうだ。わかった。〉 エーリヒ・ケストナー『点子ちゃんとアントン』 #konoiti
    tenko_and_anton
    2011-01-20 22:20:56
  • 「いつの世も、新しいものは船の漕ぎだす海原に似ているように思います。」(蒲公英草紙 -常野物語 / 恩田陸) 最近読んだ本ではこれが一番お気に入りです。『この一行目がスゴい!』#konoiti
    hy06v
    2011-01-21 00:55:54
  • 「誰もがむやみに人を殴りたくなるような貞享三年四月。腐ったような里山に新緑のぼけが芽吹いていやがった。」(町田康『権現の踊り子』所収「逆水戸」) #konoiti
    yagu
    2011-01-21 01:32:46
  • 独身の男性で財産にもめぐまれているというのであれば、どうしても妻がなければならぬ、というのは、世のすべてがみとめる真理である。 (「高慢と偏見」/ジェイン・オースティン) #konoiti
    sleeping_mimita
    2011-01-21 01:56:51
  • 私は、犬については自信がある。いつの日か、かならず喰いつかれるであろうという自信である。(太宰治『畜犬談』) #konoiti
    naho95
    2011-01-21 03:59:43
  • たちの悪いいたずらはなさらないで下さいませよ、眠っている女の子の口に指を入れようとなさったりすることもいけませんよ、と宿の女は江口老人に念を押した。「眠れる美女」 #konoiti 「片腕」にはおよばないとしても。
    deja_lu
    2011-01-21 07:02:04
  • とどきますか、とどきません。光りかがやく手に入らないものばかり見つめているせいで、すでに手に入れたものたちは足元に転がるたくさんの屍になってライトさえ当たらず、私に踏まれてかかとの形にへこんでいるのです。(『勝手にふるえてろ』) #konoiti
    deja_lu
    2011-01-21 07:14:34
  • 長崎へ行こうと思う。(内田百閒「第三阿房列車」)#konoiti
    _urotanken
    2011-01-21 15:28:27
  • 〈そもそも、俺はなんのために飛行機を盗んだりしたのだろう?〉J.G.バラード「夢幻会社」 #konoiti
    livebong
    2011-01-21 16:35:03
  • 〈YOU don't know about me without you have read a book by the name of The Adventures of Tom Sawyer; 〉マーク・トゥエイン「ハックルベリー・フィンの冒険」 #konoiti
    livebong
    2011-01-21 16:35:18
  • 「白井道也は文学者である」(『野分』/夏目漱石)この一行目から溢れる孤高の佇まい...!『この一行目がスゴい!』 #konoiti
    isamut
    2011-01-21 19:04:23
  • 春が二階から落ちてきた。(伊坂幸太郎『重力ピエロ』) #konoiti
    nanasisanan
    2011-01-21 19:50:44
  • 「猫は建築家だった。何度か生まれ変わったけれど、そのたびに建築家になる」(『猫の建築家』/森博嗣)『この一行目がスゴい!』 #konoiti #morihiroshi
    isamut
    2011-01-21 20:12:58
  • 参加してみるか。 まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている。(司馬遼太郎/坂の上の雲より) #konoiti
    papa_yashima
    2011-01-21 23:49:23
  • 旧式の電車はゴトンと一つ後方に揺り戻して止まった。(横山秀夫/クライマーズ・ハイ) #konoiti
    papa_yashima
    2011-01-21 23:51:48
  • 「完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。」 (風の歌を聴け/村上春樹) #konoiti
    papa_yashima
    2011-01-21 23:54:01

コメント

  • ma_china
    なんという漏れ好みのタグなんだ_
    ma_china
    2011-01-22 01:25:54
  • ululun
    惑星ダングルの衛星軌道にのった。すかさず地上の管制塔が誰何してくる。珍しいことだ。たいていの場合、このての手続きは、やはり衛星軌道上にある中継ステーションによっておこなわれる。地上からでは、対応が遅くなるからだ
    ululun
    2011-01-23 19:27:02
  • ululun
    1988年十月十一日、火曜日、<ジェイスン・タヴァナー・ショー>は、三十秒早く終わった。調整室のプラスチックのドームから観ていた技師のひとりが、映像のほうの最後の配役字幕をそのままに停止させ、ステージを降りかけていたジェイスン・タヴァナーに向かって指を突き出した。技師は自分の腕時計を軽く叩き、口を指さした。
    ululun
    2011-01-23 19:30:26
  • ululun
    月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。 月日というのは、永遠に旅を続ける旅人のようなものであり、来ては去り、去っては来る年もまた同じように旅人である。 舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして旅を栖とす。
    ululun
    2011-01-23 19:31:05

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2011-1-22 00:12 k_ayuno さんが更新しました。
2011-1-21 20:33 k_ayuno さんが更新しました。
2011-1-21 20:29 k_ayuno さんが作成しました。

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