岡田幹事長 自民党側をけん制

3月5日 5時30分

民主党の岡田幹事長は、４日、自民党の石原幹事長と会談し、菅総理大臣が衆議院の解散・総選挙に踏み切る可能性に言及して、政権への攻勢を強める自民党側をけん制したのに対し、石原氏は「それはいい」とかわしました。

会談で、岡田氏は自民党の石原幹事長に対し、「赤字国債を発行するための公債特例法案に何とか賛成してほしい。これ以上、菅総理大臣を追い込めば、解散総選挙に踏み切る可能性が高い」と述べ、菅総理大臣が衆議院の解散・総選挙に踏み切る可能性に言及して、政権への攻勢を強める自民党側をけん制しました。自民党の石原幹事長は神奈川県藤沢市での講演で、岡田氏と会談したことを明らかにしたうえで、「岡田氏の話は、全く脅しにはならない。私からは『それはいい。解散して、その後は混とんとした社会がやってくるから、そのときは話をしよう』と言っておいた」と述べました。