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2011年3月4日(金) 19:10 |
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NZ地震救援の倉敷市職員3人帰国
ニュージーランド地震の被災地で救援活動にあたっていた倉敷市の職員3人が、4日帰国し、現地の状況について報告会を開きました。
被災地のクライストチャーチ市と姉妹縁組を結んでいる倉敷市は、職員3人を先月26日から、救援活動のため、現地入りさせていました。 3人は現地のニーズを受けて、貯水用タンク2千個に防水シート千枚、マスク5万枚などの物資を届けるなど被災者の支援にあたりました。 被災地での救助活動は3日に打ち切られ、遺体発見作業に移行されました。 死者は、これまでに163人となりました。 日本人28人については、未だ安否の確認はできていません。 帰国した3人は、午後から倉敷市役所で伊東香織倉敷市長に活動の報告を行いました。 現地は、強風で液状化の土砂が舞い上がるため、粉塵の警戒を呼びかけていて倉敷市が持参したサージカル・マスクが感謝されたことや、被災地での活動は、予想以上に困難だった中で意義ある活動ができたことなどを報告しました。 倉敷市では被災地との情報網が確立されたことから、今後も現地と密に連絡を取りながら支援を続ける方針です。
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