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複数ウインドウでのクッキーの使われ方

同じブラウザのウインドウを複数開いた場合、クッキーは、各ウインドウごとに独立して設定できるのでしょうか?それとも共有してしまうのでしょうか?その疑問を解決するための実験を行いました。

クッキーには二つの種類があります。それぞれに対して同じ実験をしました。

実験結果

クッキーの種類 IE 6.0 NN 4.73
別プロセス(※1) 同一プロセス(※2)
有効期限付きクッキー 共有 共有 共有
セッションクッキー 独立 共有 共有

※1 別プロセス:IEを複数起動する。
※2 同一プロセツ:既に起動しているIEのメニューバーの「ファイル」→「新規作成」→「ウインドウ」からウインドウを開く。

有効期限付きクッキーは、複数ウインドウで共有される。

一時的クッキーは、IE 6.0 の場合はプロセスごと(ウインドウごとではない)に管理され、NN 4.73 の場合はすべてのウインドウで共有される。

実験内容

同じブラウザで、二つのウインドウA,Bを開く。

ウインドウAでクッキーを設定する。
※ 有効期限付きクッキー、一時的クッキーに対して行う。

ウインドウAでクッキーが設定されたことを確認する。

ウインドウBのクッキーを確認する。
※ ウインドウAのクッキーが表示されたら、複数のウインドウでクッキーを共有している。
※ 表示されなかったら、複数のウインドウでクッキーを独立にしている。

実験用ページ

実験用にCGIを作成しました。以下のリンクをクリックすると別ウインドウが開きます。

cookie.cgi


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