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【舞鶴高1殺害】「被告同一判定できぬ」 防犯カメラ 弁護側証人

 京都府舞鶴市で平成20年5月、府立高校1年の小杉美穂さん=当時(15)=が殺害された事件で、殺人と強制わいせつ致死罪に問われた無職、中勝美被告(62)の第8回公判が4日、京都地裁(笹野明義裁判長)で開かれた。

 弁護側証人として画像解析専門の奈良先端科学技術大学院大の男性教授が出廷。中被告とされる防犯カメラ画像について男性教授は「画質が悪すぎるため、人物や自転車を同一と判定できない」と指摘。先の公判で中被告の特徴が写っているとの証言があったことについて「科学的に見て、写っていないものは写っていない」と証言した。

 起訴状によると、中被告は20年5月7日未明、小杉さんに乱暴しようとして、頭や顔を鈍器で殴り、殺害したとしている。中被告は一貫して無罪を主張している。

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