03/03 19:50 更新
去年7月、福岡県太宰府市の私立高校に通う1年生の男子生徒が自殺した問題で、上級生が暴力をふるう行き過ぎた「しごき」があったことが分かりました。太宰府市の筑紫台高校に通っていた1年生の男子生徒は去年7月、体育館で首をつり自殺しました。生徒は剣道部に所属し、以前から保護者に「部活をやめたい、つらい」とメールを送っていました。学校が調査した結果、一部の上級生が下級生に暴力を振るう行き過ぎた「しごき」があったことがわかりました。自殺した生徒は、上級生に殴られ頭を3針縫うけがをしたこともあったということです。学校側は「しごきと自殺との因果関係は分からないが、再発防止に務めたい」と説明しています。