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不正受給元組員、詐欺容疑で逮捕 栗東、生活保護費問題

2011年3月4日

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 暴力団組員が生活保護費を不正受給した疑いがあるとして、滋賀県栗東市が県警に被害届の提出を求められながらいったん断っていた問題で、県警草津署は4日、元暴力団組員で愛知県大府市共和町3丁目、トラック運転手西山輝秋容疑者(60)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。

 暴力団組員の生活保護費受給を巡っては厚生労働省が2006年、暴力団の資金源になる恐れがあるとして、組員からの申請を原則却下するよう各自治体に通知している。

 同署によると、西山容疑者は昨年1〜7月の計8回、暴力団組員であることを隠して、栗東市から生活保護費約140万円を受けとった疑いがある。容疑を認めているという。

 同署が昨年4月、西山容疑者を別の恐喝事件で逮捕した際、生活保護費を不正受給した疑いが浮上。栗東市は10月、同署から求められた被害届の提出を断り、今年2月に問題が発覚した後、被害届を提出していた。

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