熊本市3歳女児行方不明事件 スーパーの防犯カメラに1時間近く店内をうろつく男の姿
3日、熊本市のスーパーに家族で買い物に来ていた3歳の女の子が行方不明になっていた事件で、警察は4日午後、20歳の大学生の男の身柄を確保した。また、女の子を遺体で発見した。
警察によると、男は自宅にいるところを発見され、身柄を確保されたという。
このあと、容疑が固まり次第、警察は死体遺棄容疑で男を逮捕する予定。
捜査関係者の1人は「最悪の結末だ」と、がっくりと肩を落としていた。
捜査関係者によると、この20歳の男は、スーパーに入店してから1時間近く、またそれ以上、店内を物色するようにうろつく姿がカメラにとらえられていたという。
また、男の供述などから、清水 心(ここ)ちゃん(3)がトイレに入って、すぐ犯行に及んでいるとみられる趣旨の供述をしているという。
男の姿は、防犯カメラにとらえられていたが、これを見て、捜査にあたった捜査員は、周辺で過去にも子どもへの声かけ事案があるということで、情報を統合して、男の特定には時間を要さなかったという。
さらに、心ちゃんがトイレに入った直後に、男がトイレに入った姿が映っていた。
しかし、男だけが出てきて、心ちゃんが出る映像が確認されていないという。
防犯カメラに映っていた男は、大型のリュックサックを所持していたということで、今後、どのように外に連れ出したのかということも、男に話を聴くという。
(03/04 17:19 テレビ熊本)