政治【前原外相違法献金】在日外国人女性から5万円 「認識していなかった」と故意性は否定+(1/2ページ)(2011.3.4 23:53

  • [PR]

[政治]ニュース

  • メッセ
  • 印刷

【前原外相違法献金】
在日外国人女性から5万円 「認識していなかった」と故意性は否定

2011.3.4 23:53 (1/2ページ)
定例会見する前原誠司外相。外国人からの献金問題に対して質問が及ぶなど、一貫して重い空気が漂った=4日午後、東京・霞が関の外務省(寺河内美奈撮影)

クリックして拡大する

定例会見する前原誠司外相。外国人からの献金問題に対して質問が及ぶなど、一貫して重い空気が漂った=4日午後、東京・霞が関の外務省(寺河内美奈撮影)

 前原誠司外相は4日午後の参院予算委員会で、在日外国人からの政治献金を認めた。政治資金規正法は外国勢力の政治への影響を排除するため外国人からの献金受領を禁じ、違反すれば3年以下の禁錮か50万円以下の罰金。罪が確定すれば公民権停止の対象となる。「ポスト菅」の有力候補である前原氏の外相としての適格性が問われる事態となり、自民党などは参院への問責決議案提出を視野に攻勢を強める構え。進退問題に発展することは避けられず、菅直人首相の任命責任も問われる。

 政治資金収支報告書などによると、献金したのは京都市山科区で焼き肉店を経営する在日韓国人の女性(72)。

 西田昌司氏(自民)が「まえはら誠司後援会連合会」の平成20年の政治資金収支報告書にこの女性からの5万円の献金が記載されていると指摘。「日本国籍をお持ちなのか」と質問したところ、前原氏は「焼き肉店を経営する在日の方だ。返金して収支報告書を訂正する」と答弁した。

 西田氏は同じ経営者から17年から4年間で計20万円の献金があったことも指摘した。前原氏は「全体像を調べてしっかり対応する」と述べ、経緯や総額を調査する考えを示した。

このニュースの写真

定例会見する前原誠司外相。外国人からの献金問題に対して質問が及ぶなど、一貫して重い空気が漂った=4日午後、東京・霞が関の外務省(寺河内美奈撮影)

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital