【社会】太地町に「ザ・コーヴ」DVD 役場や漁協、住民に誰が?郵送2011年3月1日 朝刊 日本のイルカ漁を批判した映画「ザ・コーヴ」の日本語版DVDが和歌山県太地(たいじ)町の役場や漁業組合、水産加工業者の組合などに郵送されていることが分かった。 DVDには「『ザ・コーヴ』の特別版を太地町の皆様にお配りしております。ご覧になり、映画の伝えたいことをご判断いただきたい。ザ・コーヴの友人より」などとするメッセージが添えられていた。日本で劇場公開された映像と異なり、漁民らの顔にぼかしが入っていない。差出人は「海を考えるグループ」の名で、「返信先」として消費者庁とその住所が記されていた。 町役場と太地町漁業協同組合には28日に届いた。役場には受け取った住民からの問い合わせがあり、クジラ類の肉を扱っていない食肉店にも届いているという。 役場担当者は「反捕鯨団体の関係者だと思うが、対処のしようがない」と困惑。太地町漁協の杉森宮人参事は「地域を無視し、一方的な物量作戦のやり方は納得できない」と話した。 PR情報
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