不正融資の職員 懲戒解雇
不正融資の職員 懲戒解雇 03/04 16:46

九州労働金庫の男性職員が総額8800万円あまりの不正融資を繰り返していたとして懲戒解雇されました。

懲戒解雇処分を受けたのは九州労働金庫唐津支店で融資業務を担当していた50代の男性職員です。

男性職員は、顧客が融資を申し込んでから融資が実行されるまでの間に自己資金で立て替えたり別の顧客の預金を流用するなどして不正融資を繰り返していました。

不正融資は、あわせて21件、総額は8800万円に上っています。

男性職員は融資が行われた後に本来の融資金を戻す形で立て替え金や流用した預金を補填していたということです。

不正融資を繰り返した理由について男性職員は「融資の実行が遅れると自分の評価が落ちると思った」などと話しているということです。