日心会の価値をどう考えるか?そしてお願い
日本国民の全員とは言いませんが、多くの方々が自虐史観と呼ばれるような「日本を好きになれない。」「日本は悪いことをした。」という考え方に少なからず影響を受けています。その大きな流れの結果として、「民主党政権が誕生した」という観点は、あまり否定されることはないと思います。
この大雑把な前提を否定されてしまうと、話が進みませんので、細部は無視してください。まあそういう流れは確かにあるのだろうなと受け入れていただきたいと思います。
この前提において、日本人の保守的思想や行動力に関して、+10〜−10までの得点を付けていきたいと思います。
「+10」が保守日本人でかつ多くの日本人にプラスの影響を与えることができる人
「−10」が反日で、かつ多くの日本人にマイナスの影響を与えることができる人
という両極端な事例でプラスとマイナスの意味を理解したところで、本日の最初のポイントです。
■多くの日本人が「−1〜0」のいずれかのポジションに立っている。というのが私の考えの根幹にあります。
自虐史観しか知らないので、「何となく日本を好きになれないなぁ。」という人々が大多数なのではないかと思います。
そして、この大多数の「−1〜0」の日本人に、「0〜+1」の日本人になってもらえれば、民主党のような政権を選択する可能性は激減すると思いますし、日本が良い方向に進み出すと考えています。
つまり、日心会の価値とは、「−1〜0」の日本の正しい歴史認識を知らない人々に、知る機会を提供して、「0〜+1」の日本人になるきっかけを作ることなのだと思います。
この考えについては、会員のほぼ全員にご理解とご賛同をいただけると思います。さて、問題となるのが、これを実現するための「方法」です。
「−1」→「+1」への転換は、数値にすると「2」の差しかありませんが、+と−の違いがあるため向きを変えなければなりません。ですから、本来はかなり難しい事なのです。ところが、日心会はこの方法をすでに手にしています。
それが「ねずブロ」において実践し、実証された「日本人としての感動を共有する。」事なのです。真実の日本人の話に触れた感動によって、−1だった人が+1に変わったと思います。0だった人が、+1に向かって歩み出したと思います。
そして、ここに集まった会員の皆さんは、自分が抱いた感動を、より多くの日本人につたえたいと考えていると思います。だから、ここは「日本の心をつたえる会」なのだと思います。
さて、日心会の大きな価値として、「感動」をキーワードに、−1の日本人を+1の日本人に変化させていく事であるに賛同していただいたという前提で、次の話に進ませてもらいます。
■他の保守系団体との違い
多分、日本において「−1」を「+1」に変える事を主目的として、効果的な方法を実践している団体は、今のところ日心会だけかもしれません。ここで勘違いしないでもらいたいことがあります。日心会は他の保守系団体の活動よりも優れていると言いたいのではありません。他の保守系団体は、「+1」を「+2,3」に、「+5」を「+7,8」へと導く活動を推進しています。それらの全てが、日本を良くしようとする活動であり、どれも大切なものである事は言うまでもありません。しかし、日心会はこういった活動はしていません。なぜなら、日心会の得意分野ではないからです。
■他の保守系団体との連携
日心会は、多くの保守系団体と交流があります。その理由は単純です。「+1」になった日心会の会員が、「+2,3」を求めて活動できる場所へとスムーズに移行できるようにサポートするためです。
日心会の主目的は、「+1」の日本人をひたすら増やす事です。それが得意なのですから、それを最優先で実践すべきです。しかし、日本全体を考えた時、「+2,3」の日本人が増えた方が良いのは当然です。ですから、日心会は、「+1」の日本人を「+2,3」の活動へとつながる橋渡しの役割を担っています。会員に幅広く「+2,3」の場所を提供できるように、日心会は他の保守系団体との交流を深めています。
「+1」の日心会から、「+2,3」の諸団体へと橋渡しが常態化した時、日本全体の保守活動はさらに活性化していきます。
■日心会の会員には卒業があります。
日心会の会員の中で、「+2,3」の活動をしたいと考えている方は、他の保守系団体へと軸足を移してください。「+1」の感動を共有するだけでは、物足りない、日本を良くすることはできないと考える方は、ぜひ、日心会を卒業していってください。
もちろん、卒業せずに、「−1」の日本人を「+1」の日本人に変える活動をしながら、別の団体で「+2,3」の活動をしてくださるのが理想です。そうしてくださる事で、日心会は他の保守系団体との連携が取りやすくなるからです。
■日心会の会員に、「+2,3」の活動を要求するのはご遠慮ください。そして、「−1」の日本人に対する感動の共有が、日心会の主活動である事を念頭においてください。
今まで、日心会のmlなどの発言で「注意」を受けた方々は、「悪い事をしている訳ではありません。」むしろ、日本のために必要な事を訴えていると言えると思います。
ですが、「−1」〜「+1」の日心会の会員には、簡単に理解できて、受け入れやすいものではない事があるのです。ですから、日心会ではご遠慮願いたいのです。その重要な主張は、別の団体や、別の活動において実践していただきたいのです。
■まとめ
「−1」の会員さんのために、日心会の会員は「感動」を共有して、「+1」の日本人になってもらいましょう。
「+2,3」以上の会員さんは、「+2,3」の活動をしたい場合には、他の保守系団体で活動してください。
「+2,3」以上の会員さんで、日心会を主軸に活動しようとする方は、日心会の中では、「−1」の会員さんに受け入れやすい言動をぜひお願いします。