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仙台の予備校困惑 受験生「集中できない」 入試投稿

 京都大などの入試問題がインターネットの質問サイトに投稿された問題で、仙台市の男子予備校生(19)が関与していた可能性が2日、浮上した。投稿者の「aicezuki」のハンドルネーム(ネット上の名前)で過去に、テキストの問題が同じサイトに書き込まれた大手予備校「河合塾」(名古屋市)の仙台校(仙台市青葉区)には報道陣が詰め掛けたが、予備校側は「警察からの照会もない」と困惑した様子だった。
 テキストの問題が投稿されたのは昨年12月22日〜1月5日で、数学が5件、英語が4件。河合塾が昨年12月中旬から1月上旬にかけて開いた冬期講習「京大文系数学」「京大英語」の問題が転載された。
 河合塾によると、東北で京都大志望者向けの冬期講習を開講したのは仙台校だけだった。仙台校での受講者は数学が10人、英語が20人で、高校生と浪人生が交じっているという。
 仙台校は「警察から受講生のリストの照会は受けていない。当校としても生徒に対する聞き取り調査はしていない」としている。
 夜も講習や自習のため仙台校に来ていた生徒は、報道陣の姿に戸惑いの表情も浮かべた。女子予備校生(19)は「みんな頑張っているので、もし投稿した人がいるなら名乗り出てほしい」と話した。
 国立大志望という高校3年の男子生徒(18)は「投稿者が予備校に通ってまで勉強していたとすれば、正々堂々と受験してほしかった。騒ぎになって勉強に集中できない」と語った。
 下級生にも動揺は広がり、高校1年の女子生徒(16)は「友達とは、これからの入試は監視が厳しくなるだろうと話している。まじめな受験生にとっては、とても迷惑」と表情をこわばらせた。


2011年03月03日木曜日


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