幸騎手会見、CAS提訴は当面考えず
裁決への不服申し立てをJRA裁定委員会に棄却された幸英明騎手(35)が3日、栗東トレセンで会見を行い、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴は当面の間、求めない考えを明らかにした。
裁定から一夜が明け、拭い切れない不信感が表情に現れていた。2日午後2時から都内で行われた委員会に出席。最終的な結論が午後8時半過ぎに裁定書で伝えられた。「非公開ですし、岡部さんの意見も聞けなかったし、自分の前で話してほしかったと思う。覆る期待はあったのでショックが大きい」と外部委員の岡部幸雄元騎手と対話もできず、無念さをにじませた。
2月27日の阪神6Rで受けた2週間(5日から13日まで実効4日間)の騎乗停止処分は確定。CASへの提訴は「今は考えていない」としながらも、「棄却されて自分の無力さを感じた。賛同していただける方がたくさんいたので、騎手会、調教師会と現場全体で動いてもらえるなら」と今後に含みを持たせた。
[2011年3月3日19時49分]
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