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2011年3月3日(木) 19:30 |
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「ことでん」活性化計画案まとまる
香川県内を走る電車「ことでん」を中心とした将来の交通ネットワークについて、新しい駅をつくり自家用車と電車を利用した整備が望ましいという計画案がまとまりました。
ことでんは、香川県内に3路線60キロ走っていますが、少子高齢化などで、利用者数が年々減少しています。 このため、香川県や周辺の自治体などが去年3月に、「ことでん活性化協議会」を作り、活性化案を協議し、去年11月からはことでん瓦町駅など6ヵ所で、ことでんの利用状況などを尋ねるアンケートを行いました。 こうしたアンケートの結果を受け、協議会が活性化案をまとめたもので、中長期的には自家用車を市中心部周辺の駅に停め、電車で中心部へ向かう「パーク&ライド」方式に向けて整備することなどを提案しています。 特に、沿線の人口が増えている場所などに、新しい駅を設置することや、駅周辺の駐車場を整備が必要だとしています。 計画案を国に示し、事業費の半分の補助を国から受ける予定でしたが、国の事業仕分けにより、来年度の国の予算には盛り込まれていません。 このため香川県などでは、計画の実現にむけて費用をどうやって捻出していくか検討していくとしています。
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