【釣り】

　２月２８日付で乗っ込み第３陣が入る可能性は高いと予測した名古屋港海づり公園のクロダイ。その兆しと思われる大釣りをキャッチすることができた。第２陣入港による１８日夜〜１９日朝の大爆釣で驚異的な６０匹オーバーをたたき出し、まさか釣り切ったわけでもないだろうが、先週末は２５日夜〜２６日朝が１０匹前後、２６日夜〜２７日朝が５匹前後と、さすがに食いは渋かった。ところが、３日からの大潮を前に１日夜、釣八（港区東土古町）が誇る名手、小島一利さんがやってくれた。カメジャコのぶっ込みで５１センチを頭にツ抜けを達成したというのだ。２８日の大雨による雪代の影響は多少気になるところだが、これで今週末が楽しみになってきた。今季３度目のラッシュ到来を祈るばかりだ。碧南海釣り広場のクロダイは相変わらず、排水機外側の電気ウキに当たっている。大浜屋＆パワー店（西尾市寺津）の大将によると、ビギナーでも型を拝めるチャンスだという。こちらはイワムシが特効餌になる。　（海老原秀夫）（3月4日 紙面から） ［→記事全文へ］

　東京湾の“リリーフエース・フィッシュ”になっているイシモチが好調だ。アジなどメーン対象魚種の穴埋め的に乗合船を出すイシモチは、代役なのに実は釣趣＆味覚とも満点。短期間で終了してしまうのがネックだが、もっか午後船を出している横浜市金沢八景の「一之瀬丸」では良型が連発中。かまぼこ、はんぺんなど練り物製品の高級材料として知られる魚だけに、くせのない白身はレシピもバラエティーに富む。おまけに釣り方も簡単で午後の半日釣りだから、女性や子どもを誘ってのレジャー釣行にうってつけ。お早めにどうぞ！　（3月4日 紙面から） ［→記事全文へ］