2011.03.03 OA
東 京一郎役
水沢 駿
東 はるみ役
黛 英里佳
vol.79石川県・前編
◇上生菓子
金沢ではお茶請けの定番として「上生菓子」が親しまれている。石川県は、古くから茶道が盛んな地域のため、和生菓子の購入金額は全国で1位。また、石川県ではお菓子を出す時、残したお菓子を包んで持って帰ってもらえるよう、二つ折りにした半紙に乗せて出すことが多いという。
◇ひがし茶屋街
ひがし茶屋街は、江戸時代の城下町の風情を残したお茶屋さん街。現在でも6軒のお茶屋さんが営業し、17名の芸者さんが在籍しているという。
◇加賀美人
昔から石川県には「加賀美人」という言葉があり、美しい女性が多いことで知られる。その理由は一説によると、降水日数が多く、肌が色白でしっとりしているからだという。また、着物を着ることが多く、立ち振る舞いなどに風情があるからだとも言われている。
◇イロハニホヘト
石川県では、住所を「イロハニホヘト」で区分けしている区域がある。これは明治時代の区画整理の名残だという。
◇加賀料理
加賀料理とは、加賀地方の料理を豪華な器に盛り付けた高級な懐石料理。「かぶら寿司」は、かぶらとブリを米麹で漬け込み、発酵させたもの。独特のコクと麹の風味が、酒の肴にぴったり。ほかに、鴨肉とすだれ麩などをトロトロに煮込んだ「治部煮」などが有名。
◇フグの卵巣の糠漬け
フグの卵巣の糠漬けは、江戸時代から伝わる加賀地方の伝統料理。猛毒の卵巣を約4年間、塩や糠に漬けて「毒消し」する。
◇石川方言
石川県の方言で「まっし」は、「してちょうだい」という意味。“食べまっし=食べてちょうだい”“食べまっしま=食べなさい(「ま」を付けると命令形になる)”。ちなみに「縞々にしなさいよ」は「しましまにしまっしま」と言う。
秘密のケンミンSHOW