2011.03.03 OA
「カスドース」(長崎・平戸市)
カステラに卵黄、水飴、グラニュー糖を加えたお菓子。誕生の由来は、16世紀に平戸に初めて伝わったカステラは固く、柔らかくするために卵黄やシロップを使ったのが始めで、それが今に伝わったと言われている。「ドース」とは、ポルトガル語で甘いという意味。
「日光ぱん」(岩手・二戸市)
甘い生地と餡の焼き菓子を、シロップと砂糖でさらに甘くしたお菓子。明治時代、二戸市の雑貨店「日光屋」が考案したと言われており、貴重な砂糖を贅沢に使い“日光屋のパン=日光ぱん”の名で広まったという。
「よいとまけ」(北海道・苫小牧市)
苫小牧名産の果実「ハスカップ」のジャムを使ったロールケーキ。昭和28年に発売され、当時の苫小牧は製紙工場の城下町で、紙の原料になる丸太をイメージして作った。商品名「よいとまけ」は、丸太を上げ下ろす作業の時の掛け声からネーミングした。
「真味糖」(長野・松本市)
砂糖、水飴、蜂蜜入りの生地にクルミを入れ、固くなくしっとりとした食感に仕上げた和菓子。大正末期、濃い味の料理や甘いお菓子を好む県民に合うように、とても甘いお菓子になったという。
秘密のケンミンSHOW