択一と基本書と最終合格
連続書き込みは珍しいのですが、書きたいことがあったので・・・。
受験新報に、菊間アナウンサーの合格体験記が載ってました
そこには「択一をやってから基本書を読むと、ただ基本書を読むより効果が何倍にもなる」というようなことが書いてありました
確かに、僕も最近読んでて、「あぁ、ここ択一で見たことあるな~、チェックしとこっ」と思うことがめちゃくちゃあります。知識の整理にはちょうどいいとかよく言われるのはこのためなんだな~って思ってました。
昨日述べたように、僕は基本書を読むのが初めてだったので、基本書とはそういうものだと思っていたのですが、どうやら菊間さんによると、先に択一知識や論文の知識がないと相乗効果は薄いらしいですね・・・。
また、その体験記には「択一をやっていないと、初見の問題が出たときに、現場思考の問題なのか、それともみんなが知っている論点なのかの判別すらつかない。択一の知識は論文に応用できる」ともありました
そのとおりだなと思いました。
確かに、周りの優秀な人は、みんな択一も点が取れてる
優秀な人で択一を軽視している人はいない気がする。
ここで、ハイローヤーの記事を思い出しました。
二年前なのですが、2009年の記事ですね。
それは、「択一の成績と論文の成績には相関関係がある」というもの。
詳細なデータは辰巳の全国模試が元で、本試験ではないらしいのですが、どういった内容かというと・・・
たとえば辰巳の2008年模試において択一の点数が300を超えた人で、その後の総合評価合格推定を超えた人は100%だったのに対し、脚きりギリギリの人は総合評価合格推定は10%にとどまったとのこと。
択一10点単位で総合合格推定率が表にまとめられており、択一の点数が高い人ほど合格率が高くなっているようです。
辰巳の模試だけじゃないの?と疑問にも思うでしょう。
しかし、細かなパーセンテージは違えど、本試験でも同様の現象がおきているそうです。
論文の勉強がすごいから択一が取れるのか
択一が取れるから論文が書けるのか
それは僕には分かりませんが・・・
ただ、択一をギリギリ通過・・・というくらいでは、論文は受かりにくいのは確かなようです。
論文も択一も、両方勉強しないとですね。